大相撲の成績のつけ方や星取表の見方、日本相撲協会が定める決まり手まで徹底解説
日本相撲協会が統括する伝統の国技・大相撲。本場所が始まると、毎日の取組結果や力士たちの勝敗に大きな注目が集まります。しかし、ニュースや新聞で見かける「星取表」の細かい見方や、日本相撲協会が公式に定める「決まり手」の数々、さらには勝ち越しと負け越しの基準など、基本的な仕組みを改めて整理しておくと、観戦の深みが大きく増します。
本記事では、大相撲の成績のつけ方から星取表の読み解き方、公式の決まり手の基礎知識、そして歴代の記録や今場所の勝敗の行方まで、知りたい相撲データを網羅的に徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:大相撲の成績は15日間の本場所における白星と黒星の数で決まり、8勝7敗以上で「勝ち越し」、8敗以上で「負け越し」となる。
- 要点2:日本相撲協会が定める決まり手は「八十二手」と非技5つ、反則負けがあり、技のメカニズムを理解すると観戦がより面白くなる。
- 要点3:星取表の記号の意味や歴代の圧倒的な大記録を知ることで、番付上位の力士たちが背負う過酷なプレッシャーが見えてくる。
大相撲の成績の基本仕組み:勝ち越し・負け越しと星取表の見方
大相撲の本場所は、幕内および十両の力士が15日間(1年納めの九州場所などでは15日間)にわたって連日1番ずつ取組を行います。この15日間の成績によって、力士の番付変動や将来の地位が大きく左右されます。成績の基本単位となるのが「白星(勝ち)」と「黒星(負け)」、そして休場による「休み」です。
星取表(ほしとりひょう)とは、横軸または縦軸に1日目から15日目までのマス目を設け、それぞれの取組結果を記号でプロットした表のことです。一般的に、勝ちを「〇」、負けを「●」、休場を「休」などで表し、白星が連なると「白星街道」、黒星が続くと「黒星」と表現されます。この星取表を見ることで、今場所の力士の調子の波や、優勝争いのデッドヒートが一目で把握できるようになっています。
成績評価の最大の分岐点となるのが、過半数である「8勝」です。15日間のうち8勝を挙げれば「勝ち越し(かちこし)」となり、番付の上昇や地位の維持が有利になります。反対に、8敗以上を喫すると「負け越し(まけこし)」となり、次場所での番付降下につながるため、力士たちにとって8勝という数字は絶対に譲れない大きなボーダーラインとなります。

日本相撲協会が定める決まり手とは?82手の基礎知識
日本相撲協会公式の資料や百科事典などの記録によると、大相撲における決まり手は、日本相撲協会が定めた「決まり手八十二手」と、非技(勝負結果)5つのほか、反則負けが厳格に規定されています。アマチュア相撲でもこの体系がベースとなって使われており、土俵上の攻防を正確に分類・記録するために不可欠な要素となっています。
決まり手は大きくいくつかのグループに分かれており、投げの打撃戦や足技、組み手からの寄り・押しなど多彩な技が存在します。例えば、相手のまわしを取って前に出る「寄り切り」や、同じくまわしを持って土俵外へ出す「寄り倒し」、またまわしを取らずに手のひらで押す「押し出し」や「押し倒し」などは、本場所でも頻繁に見られる代表的な決まり手です。
一方で、「すくい投げ」や「うっちゃり」、「足取り」や「きめ出し」といった技は、形勢が逆転する瞬間や力士の個性が出る玄人好みの決まり手といえます。これらの技の名称がアナウンサーの実況や行司の勝ち名乗りで正確に告げられることで、取組の決着劇が鮮明に記録されます。
歴代の大記録と番付・三賞にみる成績評価の重み
大相撲の歴史を振り返ると、歴代の横綱や大関が残してきた偉大な成績は、日本相撲協会の公式記録として現在も厳重に保管・継承されています。幕内最高優勝の回数や、年間最多勝、連続勝ち越し記録など、数字として刻まれた実績は、相撲界の歴史そのものを形作っています。
また、毎場所の活躍を評価する仕組みとして「三賞(殊勲賞・敢闘賞・技能賞)」が設けられています。これは、横綱・大関以外の幕内力士(平幕など)を対象に、その場所で最も優れた相撲を取った力士や、ファンの記憶に残る好成績を残した力士に対して贈られるものです。三賞の受賞記録もまた、力士の将来の昇進を占う重要な成績データとなります。
| 評価・項目の種類 | 基準・内容 | 相撲界における位置づけ・備考 |
|---|---|---|
| 勝ち越し | 15日間のうち8勝7敗以上 | 番付維持・昇進の基本条件となる重要ライン |
| 負け越し | 8敗以上(7勝8敗など) | 番付降下の対象となる不名誉な成績 |
| 決まり手 | 日本相撲協会が定める八十二手+非技5つ | 取組の勝敗の理由を客観的に分類する公式規定 |
| 三賞制度 | 殊勲賞・敢闘賞・技能賞 | 平幕以下の力士の活躍を称える公式表彰 |

今場所の勝敗の行方とデータ分析の楽しみ方
本場所の終盤戦に差し掛かると、各力士の成績データは優勝争いだけでなく、来場所の番付を決定する死活問題として連日メディアで大きく取り上げられます。特に「あと1勝で勝ち越し」というカド番の力士や、逆に「あと1敗で負け越し」という土俵際の力士たちの心理戦は、大相撲中継の最大の見どころの一つです。
ファンの間では、過去の対戦成績(対戦相手との通算星取表)や、直近3場所の安定度を数値化したデータをもとに、今場所の結末を予想する文化が根付いています。日本相撲協会が公開する詳細な星取表や取組結果のデータを活用することで、単に勝った負けただけでなく、力士がどのような戦術で白星を重ねているのかを深く読み解くことができます。
【大相撲の成績】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:大相撲で勝ち越しとなる条件は何勝ですか?
A1:15日間の本場所においては、8勝7敗以上の成績を上げることが勝ち越しの条件となります。
Q2:日本相撲協会が定める決まり手は何種類ありますか?
A2:日本相撲協会が公式に定めた決まり手は「八十二手」と非技5つ、および反則負けの規定があります。
Q3:星取表で使われる記号の意味は何ですか?
A3:一般的に白星(勝ち)を「〇」、黒星(負け)を「●」、休場を「休」などの記号で表し、日々の勝敗の推移を視覚的に記録します。

まとめ:大相撲の成績データを深く知ることで広がる観戦の魅力
大相撲の成績や星取表、そして日本相撲協会が定める決まり手の仕組みを紐解くことは、単なる勝ち負けの確認にとどまらず、国技の奥深さや力士たちの緻密な努力を理解することに直結します。勝ち越しや負け越しが持つ重み、一瞬の技の攻防を捉えた決まり手の名称、そして歴代の記録に裏打ちされた歴史的背景を知ることで、毎日の取組観戦はより一層エキサイティングなものになります。ぜひ次回の本場所では、星取表の細部や決まり手にも注目しながら、相撲観戦を存分に楽しんでみてください。 (出典: 大相撲 の 成績(Yahoo!ニュース))