【2026年最新ニュース】キャッシュレス賽銭が拡大!PayPayと新サービスの動向
2026年のお賽銭事情で見逃せない変化が、キャッシュレス決済の普及だ。
従来のお賽銭は、現金を賽銭箱に納める方法が中心だった。しかし、現金を持ち歩かない人が増えたことや、寺社側の硬貨管理の負担などを背景に、スマートフォンを使った奉納方法が広がっている。
PayPayのお賽銭は100円が最多、5円が2位
PayPayは2024年12月から、神社や寺院でのお賽銭などに対応するサービスを開始した。
2025年12月12日のテレビ朝日系報道では、PayPayの利用状況として、2024年12月から2025年11月末までに全国50以上の寺院・神社でキャッシュレス賽銭が利用可能になったと紹介されている。
特に興味深いのが、利用金額の傾向だ。
- 1位:100円
- 2位:5円
- そのほか:55円、115円などの縁起を意識した金額
利用者の年代では20代が24%、50代が23%、40代が19%だった。
この結果からは、キャッシュレスになっても、従来の語呂合わせや金額へのこだわりが残っていることが分かる。
また、現金では用意しにくい55円や115円などを選べる点も、デジタル決済ならではの特徴だ。
2026年10月26日発表「おまいりPay」が12月からお賽銭に対応
さらに新しいニュースが、バリューデザインと京都仏教会が共同開発した寺社専用キャッシュレス決済「おまいりPay」だ。
2026年10月26日の公式発表によると、同サービスは2026年12月からお賽銭と目的別寄進に対応する予定となった。
従来は拝観料や授与品、御朱印などを中心に利用されていたが、今回の拡張によって次のような用途が加わる。
- 通常のお賽銭
- 本堂・本殿の修繕
- 文化財の保全
- 境内の整備
- 行事運営への寄進
利用方法としては、賽銭箱や案内板などに設置されたNFC対応カードにスマートフォンをかざす方法や、寺社のウェブサイトなどに掲載されたQRコードを利用する方法が予定されている。
決済手段はクレジットカードに対応する。
背景には、現金を持たない参拝者への対応だけでなく、寺社が金融機関に大量の硬貨を預け入れる際の手数料負担もある。
同サービスは2026年10月26日時点で計10寺院に導入されている。ただし、各寺院で利用できる機能は異なるため、お賽銭への対応状況は個別に確認する必要がある。なお、今回発表されたお賽銭機能は12月開始予定であり、10月30日時点では提供開始前だ。
キャッシュレス賽銭は今後どうなる?
今後の焦点は、現金とデジタルのどちらか一方に統一されることではなく、参拝者が選べる環境が整うかどうかだ。
現金には、硬貨を納める動作や音を通じて参拝を実感できるという特徴がある。一方、キャッシュレスには、現金を持っていなくても納められる利便性がある。
宗教的な意味と決済手段を分けて考えれば、どちらもお供えの方法として共存する余地がある。
ただし、すべての神社や寺院でキャッシュレス決済が使えるわけではない。参拝先の公式案内や現地の表示を確認して利用するのが確実だ。
【プロの結論】お賽銭の金額で失敗しないための判断基準
ここまでの公式見解、調査データ、最新ニュースを踏まえると、お賽銭の金額を決める際には3つのポイントを押さえておきたい。
1. 金額よりも感謝の気持ちを優先する
お賽銭は、神様への感謝を込めたお供えだ。
5円、10円、100円のどれを選んでも、金額だけで参拝の良し悪しが決まるわけではない。
語呂合わせを楽しみながら金額を選ぶのは自由だが、それを守らなければならない決まりとして受け止める必要はない。
2. 家計に負担をかけない金額を選ぶ
お賽銭のために生活費を削ったり、無理に高額を納めたりする必要はない。
特に初詣では、家族全員分の参拝や交通費、食事代なども考慮する必要がある。
603円という全国平均も、あくまで調査対象者の予定額だ。自分も同じ金額を納めなければならないという意味ではない。
3. 通常のお賽銭と正式なご祈祷を区別する
意外と混同されやすいのが、お賽銭と初穂料の違いだ。
通常のお参りでは、お賽銭を納めて拝礼する。一方、七五三や安産祈願、合格祈願などの正式なご祈祷では、神社に申し込み、初穂料を納める。
こちらは神社ごとに案内されている金額や条件が異なる場合がある。
参拝の目的に合わせて、どちらのお金を納めるのかを理解しておきたい。
参拝前に確認したいチェックポイント
- お賽銭の金額を無理のない範囲で決めたか
- 5円や45円などの語呂合わせを絶対的なルールだと思っていないか
- お金を丁寧に納めることを意識しているか
- キャッシュレスの場合は寺社が正式に案内している決済方法か
- ご祈祷を受ける場合は初穂料や申し込み方法を確認したか
【お賽銭の金額】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:お賽銭は5円と100円のどちらがいい?
A1:どちらでも問題ない。5円は「ご縁」という語呂合わせで親しまれているが、正式な推奨額ではない。100円も選択肢の一つであり、自分が納得できる金額を納めればよい。
Q2:お賽銭に10円玉を入れると縁起が悪い?
A2:そのような公式ルールはない。「遠縁」という語呂合わせによる俗説であり、10円玉を避けなければならないという神社共通の決まりは存在しない。
Q3:2026年のお賽銭の平均金額はいくら?
A3:ソニー生命の2025年調査によると、2026年の初詣に向けた全国平均予算は603円だった。ただし、これは実際に納めた金額ではなく、20歳から59歳までの男女4,700人を対象とした予定額の調査結果だ。
まとめ:お賽銭は金額よりも気持ちと無理のない選択が大切
2026年のお賽銭事情を整理すると、最も重要なのは、金額に全国共通の正解が存在しないという点だ。
神社本庁や出雲大社の公式見解では、5円や45円などの語呂合わせは正式なルールではなく、神様への感謝を込めてお供えすることが大切だとされている。
一方、ソニー生命の調査では2026年の初詣予算が全国平均603円となり、キャッシュレス賽銭では100円が最も多く選ばれるなど、実際の金額の選び方には多様性が見られる。
さらに、2026年12月には「おまいりPay」のお賽銭対応も予定されており、参拝方法そのものも変化しつつある。
今後も現金とキャッシュレスの選択肢が広がる可能性はあるが、お賽銭の本質は変わらない。
5円でも100円でも、自分の生活に無理のない金額で、感謝の気持ちを込めて丁寧に納める。
それが、金額の噂やネットの反応に振り回されず、気持ちよく参拝するための最も確かな考え方だ。 (出典: お 賽銭 の 金額(Yahoo!ニュース))