ヴェゼルのフルモデルチェンジは2028年以降?2026年最新情報と新型の全貌を徹底解説
ホンダの人気コンパクトSUV「ヴェゼル」のフルモデルチェンジはいつになるのか。2026年10月30日現在、次期型に関する重要な情報が明らかになっている。Hondaが2026年5月14日に発表した「2026 ビジネスアップデート」では、2028年以降、新型ヴェゼルを皮切りに次世代ハイブリッドシステムや次世代ADASを搭載したモデルを展開する方針が示された。
さらに、2026年10月22日には現行ヴェゼルのマイナーモデルチェンジを正式発表し、10月23日に発売。後席の快適装備やエクステリアの質感が改善されている。つまり、今すぐ購入できる現行型と、2028年以降に登場する次期型では、技術面で大きな違いが生まれる可能性がある。発売時期、価格、グレード、歴代モデルの変遷から、次期ヴェゼルの注目ポイントまで詳しく整理する。 HTML_BLOCK_HOLD_0 HTML_BLOCK_HOLD_9
次期ヴェゼルの登場時期を考えるうえで、最も重要なのが2026年5月14日のHondaによる事業説明会「2026 ビジネスアップデート」だ。
この発表では、Hondaの四輪事業を再構築するための方針として、ハイブリッド車への開発・生産リソースの再配分や、日本市場における新型車投入計画が説明された。
新型ヴェゼルは2028年以降の投入計画
Hondaの公式発表では、日本市場において2027年からSUVを中心に次世代ハイブリッドモデルを投入し、2028年以降は新型VEZELを皮切りに次世代ハイブリッドおよび次世代ADAS搭載モデルを展開する方針が示されている。
ここで押さえておきたいのは、2028年以降という投入方針は公式情報だが、具体的な発売日や月までは公表されていないという点だ。
したがって、2028年の何月に発売されるといった情報や、2028年モデルとして確定した仕様を断定することはできない。現時点では2028年以降が次期型を考える基準となる。
なぜHondaは2028年以降に新型を投入するのか
背景にあるのは、Hondaの四輪事業全体の戦略転換だ。
2026年5月の説明会では、EV市場の変化や各地域の需要動向を踏まえ、ハイブリッド車の競争力を高める方針が示された。開発資源を需要の高いハイブリッド車へ振り向け、商品力と収益性を同時に改善する狙いがある。
Hondaは2027年から次世代ハイブリッドモデルの投入を開始し、2029年度までにグローバルで15車種を展開する計画を発表している。
日本市場では、その新しい商品戦略を象徴するモデルの一つが次期ヴェゼルとなる。単なる外観変更ではなく、パワートレーンや運転支援技術を含めた世代交代が期待される理由だ。

【2026年10月最新】現行ヴェゼルのマイナーチェンジ変更点を徹底解説
次期型を待つ前に知っておきたいのが、2026年10月に実施された現行モデルの改良内容だ。
Hondaは2026年10月22日にマイナーモデルチェンジを発表し、翌23日に発売した。今回のグランドコンセプトは「MAXIMIZE URBAN VEZEL」。都会的で洗練されたデザインと、日常の使い勝手を高めることが主なテーマとなっている。
G・e:HEV Xは後席の快適性を強化
ガソリンモデルのGとハイブリッドモデルのe:HEV Xでは、後席の居住性や利便性に関わる装備が追加された。
具体的には、リアベンチレーションと後席用USBチャージャーを新たに採用。USBチャージャーはType-Cが2個用意されている。
さらに、e:HEV Xでは運転席と助手席のシートヒーターも追加された。冬場の通勤や寒冷地での使用を考える人には、実用的な改良といえる。
e:HEV Zはボディー同色化で都会的な印象に
上級グレードのe:HEV Zでは、ホイールアーチとフロント・サイド・リアのバンパーガーニッシュをボディー同色に変更した。
従来のSUVらしい力強さを残しながら、外装の一体感を高めた仕上がりだ。
e:HEV Z・PLaYパッケージにも同様のボディー同色化が施され、18インチアルミホイールはダーククリア仕上げに変更されている。
また、全グレードでヘッドライトのインナーレンズがブラック化された。
2026年10月改良モデルの価格
今回の改良後のメーカー希望小売価格は以下のとおり。価格は消費税10%込みで、保険料や税金、登録諸費用などは含まれていない。
- G(4WD):277万7,500円
- e:HEV X(FF):303万9,300円
- e:HEV X(4WD):325万9,300円
- e:HEV Z(FF):328万7,900円
- e:HEV Z(4WD):350万7,900円
- e:HEV Z・PLaYパッケージ(FF):366万5,200円
- e:HEV Z・PLaYパッケージ(4WD):388万5,200円
注目したいのは、ガソリン車のGが4WDのみの設定となっていること。ハイブリッドのe:HEV XとZにはFFと4WDが用意されている。
今回の改良は、主に装備と外観のブラッシュアップだ。新しいプラットフォームや次世代ハイブリッドシステムへの全面刷新が発表されたわけではない。2028年以降の次期型とは、明確に区別して考える必要がある。
【歴代モデルを比較】ヴェゼルのフルモデルチェンジ周期と進化の歴史
次期型の登場時期を考えるには、歴代ヴェゼルのモデルチェンジ履歴を確認しておきたい。
初代ヴェゼルは2013年12月に登場。SUVの力強さ、クーペの流麗なデザイン、ミニバンの使い勝手を融合させたモデルとして発売された。
その後、2016年と2018年にマイナーモデルチェンジを実施し、2021年4月に2代目へと全面刷新されている。
Hondaの製品アーカイブと歴代ニュースリリースを整理すると、次のような変遷になる。
| 時期・モデル | 主な出来事・変更点 | 次期型との関係 |
|---|---|---|
| 2013年12月 | 初代ヴェゼル発売。1.5Lガソリン車とハイブリッド車を設定 | 初代の誕生 |
| 2016年2月 | マイナーモデルチェンジ。RS追加やHonda SENSINGの設定を拡充 | 初代の熟成 |
| 2018年2月 | マイナーモデルチェンジ。外観や走行性能を改良 | 初代後期型 |
| 2021年4月 | 2代目へフルモデルチェンジ。e:HEVを採用 | 現行世代の開始 |
| 2024年4月 | マイナーモデルチェンジ。デザインやグレード構成を変更 | 現行世代の改良 |
| 2025年10月 | 一部改良とe:HEV RSの追加 | 現行世代の熟成 |
| 2026年10月 | マイナーモデルチェンジ。快適装備と外観を改良 | 次期型登場までの現行モデル |
| 2028年以降 | 新型VEZELを皮切りに次世代技術搭載モデルを展開する計画 | 次期型への世代交代 |
現行モデルは2021年登場の2代目
2021年のフルモデルチェンジでは、従来のSPORT HYBRID i-DCDから2モーターハイブリッドシステムのe:HEVへと変更された。
また、先代から引き継いだセンタータンクレイアウトによって、コンパクトな車体ながら広い室内空間と多彩なシートアレンジを実現している。
この基本構造は現行型の大きな特徴だ。2024年と2026年の改良は、この2代目をベースにした商品力向上策として位置づけられる。
2028年以降という予測には歴代周期との整合性もある
初代は2013年から2021年まで、2代目は2021年から2028年以降までという流れになる可能性がある。
単純に発売間隔を比較すれば、約7年というモデルサイクルは不自然ではない。ただし、次期型の時期を判断するうえで重要なのは過去の周期だけではない。今回はHonda自身が2028年以降の新型投入方針を明らかにしている点が大きい。

【グレード・価格比較】G・e:HEV X・e:HEV Zはどれを選ぶべき?
現行ヴェゼルを購入する場合、ガソリン車のGとハイブリッドのe:HEV X、e:HEV Zの違いを理解しておきたい。
Gはガソリン車を選びたい人向け
Gは1.5L DOHC i-VTECエンジンを搭載するガソリンモデル。2026年10月改良モデルでは4WDのみの設定で、価格は277万7,500円となっている。
ハイブリッドシステムを必要とせず、ガソリン車を選びたい人にとって比較対象になるグレードだ。ただし、e:HEV Xとの価格差だけで判断せず、駆動方式や燃料費、年間走行距離まで含めて比較したい。
e:HEV Xは価格と装備のバランスが魅力
e:HEV Xは、1.5Lエンジンと2モーターハイブリッドシステムを組み合わせたモデルだ。
FFは303万9,300円、4WDは325万9,300円。2026年の改良で運転席・助手席のシートヒーターや後席の快適装備が追加され、日常利用に必要な機能が充実した。
価格とハイブリッドの走行性能、快適装備のバランスを重視する人に向いている。
e:HEV Zは上質な内外装を求める人向け
e:HEV Zは、e:HEV Xより上級の装備を重視するグレードだ。2026年改良では、ボディー同色のホイールアーチやバンパーガーニッシュを採用し、より洗練された外観に仕上げられた。
価格はFFが328万7,900円、4WDが350万7,900円。e:HEV Xとの価格差は、同じ駆動方式で24万8,600円となる。
外観の質感や上級グレードならではの装備を重視するなら、Zを選ぶ理由がある。
PLaYパッケージはデザインの個性を重視
e:HEV Z・PLaYパッケージは、2トーンカラーなどによって個性的なスタイルを楽しめるグレードだ。
2026年改良では18インチアルミホイールがダーククリア仕上げとなった。FFが366万5,200円、4WDが388万5,200円で、今回のラインアップでは最も高価格帯に位置する。
価格を抑えるよりも、デザインや所有する満足感を重視する人に適している。
【次世代技術】新型ヴェゼルのハイブリッドとADASはどう進化する?
2028年以降の新型ヴェゼルで特に注目されるのが、次世代ハイブリッドシステムと次世代ADASだ。
この2つは、2026年5月のビジネスアップデートでHondaが今後の技術戦略として説明した内容に基づいている。
次世代ハイブリッドは燃費性能10%以上の向上を目標
Hondaは2027年から、ハイブリッドシステムとプラットフォームを刷新した次世代ハイブリッドモデルの投入を開始する計画だ。
新システムでは、エンジンの高効率領域を拡大し、ハイブリッドユニットの駆動効率を高めることを目指している。
さらに、次世代プラットフォームと新開発の電動AWDユニットを組み合わせることで、燃費性能を10%以上向上させる目標も掲げられた。
もう一つの重要なポイントがコスト低減だ。Hondaは2023年モデルのハイブリッドシステムと比較して、次世代システムのコストを30%以上削減することを目指している。
これらは次世代ハイブリッドモデル全体についての開発目標であり、新型ヴェゼルの具体的な燃費数値やエンジン出力が確定したわけではない。
次期ヴェゼルに搭載されるシステムの詳細は、今後の正式発表が待たれる。
次世代ADASは一般道から高速道路までの支援を目指す
次世代ADASも、新型ヴェゼルの大きな注目点だ。
Hondaの2026年ビジネスアップデートでは、次世代ADASについて2028年の市場投入に向けて開発を進めていると説明された。
公式説明資料では、一般道と高速道路を区別せず、目的地までの全経路でアクセルやハンドル操作を高度に支援する方向性が示されている。
具体的な技術イメージには、次の要素が含まれる。
- 一般道での運転支援
- 高速道路での運転支援
- 市街地や幹線道路での自動駐車支援
- 目的地までの経路全体を通じた運転操作の高度なサポート
また、Hondaは次世代ADASを2028年から5年間でグローバル15車種以上に適用する計画を明らかにしている。
ここで注意したいのは、ADASは運転支援システムであり、完全自動運転を意味するものではないことだ。最終的な機能や作動条件、安全上の制限については、車種ごとの正式な仕様発表を確認する必要がある。
新型ヴェゼルはHondaの次世代技術を象徴するモデルになる可能性
2026年の説明資料では、日本市場における次世代技術の展開について、2027年からSUVを中心に次世代ハイブリッドモデルを投入し、2028年以降は新型ヴェゼルを皮切りに次世代ハイブリッドや次世代ADAS搭載モデルを広げる方針が示されている。
つまり、ヴェゼルは単なる人気SUVのモデルチェンジにとどまらず、Hondaの新しい技術戦略を日本市場に展開するうえで重要な役割を担うことになる。

【プロの結論】現行型を買うべき人・2028年以降の新型を待つべき人
ヴェゼルの購入を検討している人にとって、最も悩ましいのは2026年改良モデルを買うか、それとも次期型を待つかという問題だ。
判断基準は、最新技術への期待だけではない。購入時期、予算、使用目的、現在の車の状態などを総合的に考える必要がある。
現行2026年モデルをおすすめできる人
- 2026年から2027年にかけて車の買い替えが必要な人
- 実績のある現行e:HEVの走行性能を重視する人
- 後席用USBやリアベンチレーションなどの改良装備を魅力に感じる人
- 次世代技術よりも、現在の価格と装備のバランスを重視する人
2026年10月改良モデルは、現行型の使いやすさをさらに高めた商品だ。発売時期が明確で、グレードや価格も確認できるため、近いうちに購入したい人には現実的な選択肢となる。
次期型を待つ価値がある人
- 2028年以降まで現在の車を問題なく使える人
- 次世代ハイブリッドシステムに期待している人
- 次世代ADASによる運転支援の進化を重視する人
- 新しいプラットフォームや車両設計の進化を待ちたい人
特に、燃費性能や運転支援技術を長期的な購入判断の中心に置く人にとっては、次期型の正式発表を待つ意味がある。
購入前に知っておきたい3つの誤解
誤解1:2026年10月の改良がフルモデルチェンジである。
今回の変更はマイナーモデルチェンジだ。2021年に登場した2代目をベースにした改良であり、次世代プラットフォームへの全面刷新ではない。
誤解2:次期ヴェゼルは2028年の発売日まで確定している。
公式に示されているのは2028年以降という投入方針だ。発売月、正式発表日、価格、グレード構成は公表されていない。
誤解3:次世代ADASは完全自動運転になる。
Hondaが説明しているのは一般道や高速道路での高度な運転支援と駐車支援だ。完全自動運転と同じものではない。
購入判断では、現行モデルの確定した装備と価格、次期型について公式に発表された技術目標を分けて考えることが大切だ。
【ヴェゼルのフルモデルチェンジ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ヴェゼルのフルモデルチェンジは何年に実施されますか?
A1:Hondaの2026年5月14日のビジネスアップデートでは、2028年以降、新型ヴェゼルを皮切りに次世代ハイブリッドや次世代ADAS搭載モデルを展開する方針が示されています。具体的な発売日や月は未発表です。
Q2:2026年10月のヴェゼルのマイナーチェンジでは何が変わりましたか?
A2:2026年10月23日発売の改良モデルでは、Gとe:HEV Xにリアベンチレーションと後席用USB Type-Cを追加。e:HEV Xには前席シートヒーターも追加されました。e:HEV Z系ではホイールアーチやバンパーガーニッシュのボディー同色化などが実施されています。
Q3:2026年モデルを購入するより新型を待つべきですか?
A3:すぐに車が必要な人や、現行型の装備・価格に満足している人には2026年改良モデルが適しています。一方、次世代ハイブリッドやADAS、新しい車両設計を重視し、2028年以降まで待てる人は次期型の発表を待つ価値があります。
まとめ:ヴェゼルの次期型は2028年以降、公式発表を基準に購入判断を
2026年10月30日現在、ヴェゼルの次期フルモデルチェンジについて最も重要な情報は、Hondaが2026年5月のビジネスアップデートで示した2028年以降の新型VEZEL投入方針だ。
次期型は、次世代ハイブリッドシステムや次世代ADASを採用するモデル展開の起点として位置づけられている。燃費性能10%以上の向上を目指す新しいハイブリッド技術や、一般道から高速道路までをカバーする高度な運転支援は、今後の大きな注目ポイントになる。
一方、2026年10月23日に発売された現行改良モデルも、後席の快適性やデザインを改善した魅力的な選択肢だ。
今すぐ買い替える必要があるなら現行型、次世代技術を優先するなら2028年以降の新型を待つ。この基本的な判断軸を持ちながら、今後発表される正式な発売時期、価格、グレード、搭載技術を確認していきたい。 (出典: ヴェゼル フル モデル チェンジ(Yahoo!ニュース))