オリンピックは何年に一回?夏季・冬季の開催周期と2026年以降の日程を徹底解説
オリンピックは何年に一回開催されるのでしょうか。答えは、夏季オリンピックも冬季オリンピックも、それぞれ4年に一回です。ただし、両大会は同じ年に開催されるわけではありません。1994年以降は夏季と冬季の開催年を2年ずつずらし、原則として2年おきにどちらかの大会が開かれる仕組みになっています。
2026年10月現在、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックは2月22日に閉幕し、次の夏季大会は2028年のロサンゼルス、その次の冬季大会は2030年のフランスアルプスに決まっています。この記事では、オリンピックの開催周期の仕組み、歴代開催地、日本大会の歴史、東京2020の延期理由、2034年までの開催予定を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】 - 開催周期: 夏季・冬季ともに4年に一回。両大会は原則2年ずつずれている。 - 2026年の最新状況: ミラノ・コルティナ冬季オリンピックは2026年2月6日~22日に開催済み。 - 今後の開催地: 2028年ロサンゼルス、2030年フランスアルプス、2032年ブリスベン、2034年ソルトレークシティ。
【結論】オリンピックは何年に一回?夏季・冬季ともに4年周期
オリンピックは、夏季大会と冬季大会でそれぞれ独立した4年周期を採用しています。
例えば、夏季オリンピックは2024年のパリ大会から2028年のロサンゼルス大会、2032年のブリスベン大会へと4年ごとに開催されます。一方、冬季オリンピックは2026年のミラノ・コルティナ大会から2030年のフランスアルプス大会、2034年のソルトレークシティ大会へと続きます。
つまり、夏季大会だけを追えば4年に一回、冬季大会だけを追っても4年に一回です。しかし、両方を合わせると原則として2年ごとに大きなオリンピックが開催されることになります。IOC(国際オリンピック委員会)も、夏季・冬季の両大会を4年ごとに開催し、1994年以降は2年おきに交互に実施する仕組みを説明しています。
夏季・冬季オリンピックの違い
両大会の違いを整理すると、次のとおりです。
- 夏季オリンピック: 陸上競技、水泳、体操、サッカーなどを中心とする大会。4年ごとに開催。
- 冬季オリンピック: スキー、スケート、アイスホッケー、カーリングなど雪や氷を利用する競技を中心とする大会。4年ごとに開催。
- 開催年の関係: 現在の基本ルールでは、夏季と冬季の開催年が2年ずれている。
ここで注意したいのは、「オリンピックは2年に一回」という説明は正確ではないことです。夏季大会も冬季大会も、それぞれの開催周期は4年です。2年という数字は、異なる2種類の大会を交互に見た場合の間隔を表しています。
【なぜ4年に一回?】古代ギリシャから続くオリンピック開催周期の仕組み
オリンピックが4年周期になっている背景には、古代ギリシャの歴史があります。
古代オリンピックの伝統が現代にも受け継がれている
古代オリンピックは、古代ギリシャのオリンピアで開催されていた競技祭です。開催間隔は4年に一度で、この4年間の期間は「オリンピアード」と呼ばれていました。
古代の大会は、単なるスポーツイベントではありませんでした。ゼウスを祭る宗教的な祭典としての意味もあり、ギリシャ各地から選手や観客が集まる重要な行事だったのです。
この4年周期の伝統を引き継いだのが、近代オリンピックの創設者であるピエール・ド・クーベルタンです。1894年に近代オリンピックの復興構想が進められ、1896年にはギリシャのアテネで第1回近代オリンピックが開催されました。
国際オリンピック委員会の公式資料でも、古代大会の4年周期が現代の開催間隔の由来であると説明されています。
冬季オリンピックは最初から2年ずれていたわけではない
意外と知られていないのが、冬季オリンピックの開催年は、当初は夏季大会と同じ年だったという点です。
第1回冬季オリンピックは1924年、フランスのシャモニーで開催されました。その後も夏季大会と同じ年に冬季大会が実施され、1992年のアルベールビル大会までは同じ年に開催する方式が続いていました。
転換点となったのが1994年です。ノルウェーのリレハンメルで冬季オリンピックが開催され、夏季大会とは異なる年に実施する方式へ移行しました。
以降は、夏季大会と冬季大会をそれぞれ4年周期で維持しながら、両者を2年ずつずらす現在のスケジュールが定着しています。
【2026年最新】オリンピックの開催年一覧と次回開催地を徹底比較
2026年10月現在、今後のオリンピック開催地は2034年まで決定しています。
直近の冬季大会であるミラノ・コルティナ2026は、イタリアの複数地域を舞台に2月6日から22日まで開催されました。すでに閉幕しているため、これから迎える次の大会は2028年のロサンゼルスオリンピックです。
2026年から2034年までの開催スケジュール
開催日程は国際オリンピック委員会の公式開催予定と、各大会の組織委員会などが公表する情報に基づいています。
2026年ミラノ・コルティナ冬季オリンピックは開催済み
2026年の冬季オリンピックは、イタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォを中心に開催されました。
大会期間は2026年2月6日から22日まで。複数の地域を競技会場として活用する大会となり、2月22日には閉会式が行われています。
この大会が終わったことで、次のオリンピックは2028年のロサンゼルス大会となります。冬季大会に限って次回を確認する場合は、2030年のフランスアルプス大会が該当します。
2028年ロサンゼルスオリンピック
2028年の夏季オリンピックは、アメリカのロサンゼルスで開催されます。
大会期間は2028年7月14日から30日までです。ロサンゼルスがオリンピックを開催するのは、1932年、1984年に続いて3回目となります。
ロサンゼルス大会の特徴は、既存のスポーツ施設や地域の特色を生かした大会運営です。世界的なエンターテインメント都市として知られるロサンゼルスが、どのような競技会場や観戦体験を提供するのかも注目されています。
なお、パラリンピックは同年8月15日から27日まで開催される予定です。
2030年フランスアルプス冬季オリンピック
2030年の冬季大会は、フランスアルプス地域で開催されます。大会期間は2030年2月1日から17日までです。
フランスでの冬季オリンピック開催は、1992年のアルベールビル大会以来となります。
フランスアルプス大会では、アルプス地域の複数の競技エリアを活用する計画が進められています。会場計画については、既存施設の活用や持続可能な大会運営も重要なテーマです。
そのため、開催地を単一の都市として捉えるよりも、フランスアルプスという広域地域で開催される大会として理解すると実態に近くなります。
2032年ブリスベン・2034年ソルトレークシティ
2032年の夏季大会はオーストラリアのブリスベンで開催されます。大会期間は7月23日から8月8日までです。
ブリスベンは、メルボルン、シドニーに続いてオーストラリアで夏季オリンピックを開催する都市となります。競技会場はブリスベンだけでなく、クイーンズランド州内の複数地域などにも広がる計画です。
続く2034年の冬季大会は、アメリカのユタ州にあるソルトレークシティで開催されます。日程は2月10日から26日までです。同地では2002年にも冬季オリンピックが開催されており、32年ぶりに再び冬季大会を迎えることになります。
このように2034年までの開催予定を並べると、夏季と冬季が交互に配置されていることがよく分かります。
【歴代開催地】オリンピックはどの国・都市で開催されてきた?
オリンピックは、特定の国や都市で固定開催される大会ではありません。国際オリンピック委員会による開催地の選定を経て、世界各地の都市や地域で実施されています。
近代オリンピックの第1回大会が開催されたのは1896年のアテネです。その後、パリ、ロンドン、ロサンゼルス、東京、北京など、世界各地の都市が開催地となってきました。
日本で開催されたオリンピック
日本も夏季・冬季の両方でオリンピックを開催してきた国です。主な開催実績は次のとおりです。
- 1964年: 東京オリンピック(夏季)
- 1972年: 札幌オリンピック(冬季)
- 1998年: 長野オリンピック(冬季)
- 2020年: 東京オリンピック(夏季・実際の開催は2021年)
1964年の東京大会は、アジアで初めて開催された夏季オリンピックでした。戦後復興を遂げた日本の姿を世界に示した大会としても知られています。
1972年の札幌大会は、アジア初の冬季オリンピックです。その後、1998年には長野で冬季大会が開催され、日本の冬季スポーツの歴史に新たな節目を刻みました。
東京2020大会は、新型コロナウイルスの影響によって翌2021年に延期されましたが、正式名称は東京2020のまま維持されました。
歴代開催地を見るときのポイント
歴代開催地を確認するときは、夏季と冬季を分けて考える必要があります。
例えば、2028年のロサンゼルスは夏季大会の開催地ですが、2030年のフランスアルプスは冬季大会の開催地です。開催地の名前だけを年順に並べると、どちらの大会なのかが分かりにくくなることがあります。
また、近年は大会の規模や競技施設の条件に合わせ、複数の都市や地域で競技を実施する方式も採用されています。2026年のミラノ・コルティナ大会や2030年のフランスアルプス大会は、その点でも注目される事例です。
【例外と誤解】東京2020はなぜ1年延期された?開催周期は変わったのか
オリンピックは4年に一回という原則がありますが、歴史上、予定どおりに開催できなかった大会も存在します。特に大きな例外として知られているのが、東京2020の延期です。
東京2020オリンピックの延期理由は新型コロナウイルス
東京2020オリンピックは、当初2020年に開催される予定でした。しかし、世界的な新型コロナウイルス感染症の拡大により、開催計画の見直しを迫られました。
2020年3月24日、国際オリンピック委員会と東京2020組織委員会は、日本政府と協議したうえで、大会を2020年以降、遅くとも2021年夏までに延期することを決定しました。
主な理由は、選手、大会関係者、観客などの健康と安全を守り、感染拡大の抑制に協力するためです。世界各国で感染状況が悪化し、選手の練習環境や国際予選の開催にも大きな影響が出ていました。
実際の開催期間は2021年7月23日から8月8日までです。ただし、大会名称は変更されず「東京2020オリンピック」のまま実施されました。
東京2020の延期で2年ずれの仕組みはどうなった?
東京2020の延期によって、夏季大会と冬季大会の開催間隔にも一時的な変化が生じました。
通常であれば2020年に夏季大会、2022年に冬季大会という2年ずれの予定でした。しかし、東京大会が2021年に延期されたため、2021年の夏季大会と2022年の北京冬季大会は、わずか1年の間隔になりました。
その後は2024年のパリ夏季大会、2026年のミラノ・コルティナ冬季大会と続き、従来の2年ずつずれるスケジュールに戻っています。
つまり、東京2020の延期は開催周期そのものを変更したわけではなく、感染症という異例の事態によって一時的に日程が調整されたものです。
過去には戦争によるオリンピック中止もあった
近代オリンピックの歴史では、世界大戦によって開催そのものが中止された例もあります。
IOCの歴史資料によると、第一次世界大戦では1916年のベルリン大会が中止されました。また、第二次世界大戦では1940年と1944年の大会が開催されていません。
このように、東京2020は中止ではなく延期という扱いであり、戦争による過去の大会中止とは異なります。予定年に開催されなかったからといって、すべての大会が中止になったわけではないのです。
【プロの結論】オリンピックの開催周期を正しく理解する3つのポイント
オリンピックの開催周期を理解するうえで、押さえておきたいポイントは3つあります。
1つ目は、夏季・冬季それぞれの周期は4年であること。 夏季だけ、あるいは冬季だけを見れば、開催間隔は変わりません。
2つ目は、1994年以降、両大会の開催年が2年ずれていること。 これによって、夏季と冬季を合わせると、原則2年おきにオリンピックが開催されるようになっています。
3つ目は、開催予定年と実際の開催年を区別すること。 東京2020のように、国際的な危機によって日程が変更されることもあります。大会名に記された年と、実際に競技が行われた年が異なるケースも存在します。
開催周期を調べる目的によって、見るべき情報も変わります。次の大会を知りたい場合は夏季・冬季の両方の開催予定を確認し、特定競技の大会を追いたい場合は該当する夏季または冬季の公式日程を確認するのが確実です。
【オリンピックは何年に一回?】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:オリンピックは何年に一回開催されますか?
夏季オリンピック、冬季オリンピックともに4年に一回です。ただし、1994年以降は開催年が2年ずつずれているため、両方を合わせると原則2年おきに開催されます。
Q2:夏季と冬季のオリンピックは同じ年に開催されますか?
現在は基本的に同じ年には開催されません。1994年以降、夏季大会と冬季大会は2年ずつずらして実施されています。以前は同じ年に開催されていました。
Q3:次回のオリンピック開催地はどこですか?
2026年10月現在、次回の夏季・冬季を含むオリンピックは2028年のアメリカ・ロサンゼルス大会です。次回の冬季オリンピックは2030年のフランスアルプス大会です。
Q4:2026年のオリンピック開催地はどこでしたか?
イタリアのミラノとコルティナ・ダンペッツォを中心とする地域です。2026年2月6日から22日まで冬季オリンピックが開催されました。
Q5:東京2020はなぜ2021年に開催されたのですか?
新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大を受け、選手や大会関係者などの健康と安全を守るためです。2020年3月24日に延期が決定され、2021年7月23日から8月8日まで開催されました。大会名称は東京2020のまま維持されています。
Q6:オリンピックが4年に一回なのはなぜですか?
古代ギリシャのオリンピアで開催されていた古代オリンピックが4年周期だったことに由来します。1896年にアテネで始まった近代オリンピックも、この伝統を受け継いでいます。
Q7:2030年以降のオリンピック開催地も決まっていますか?
2026年10月現在、2034年までの開催地が決まっています。2030年はフランスアルプス、2032年はオーストラリアのブリスベン、2034年はアメリカのソルトレークシティです。
まとめ:オリンピックは4年周期、次回は2028年ロサンゼルス大会
オリンピックは、夏季・冬季ともに4年に一回開催される国際的なスポーツ大会です。1994年以降は両大会の開催年を2年ずつずらす方式が定着し、原則として2年おきに夏季または冬季の大会が開かれています。
2026年のミラノ・コルティナ冬季オリンピックは2月に閉幕しました。次の夏季大会は2028年のロサンゼルス、次の冬季大会は2030年のフランスアルプスです。その後も2032年のブリスベン、2034年のソルトレークシティと続きます。
開催周期の背景には、古代ギリシャから受け継がれた4年という伝統があります。一方、東京2020のように世界的な出来事によって日程が変更されることもありました。
「オリンピックは何年に一回?」という疑問に対しては、夏季も冬季も4年に一回、両大会を合わせると原則2年おきと覚えておけば間違いありません。今後の大会を追う際も、この基本ルールを知っておけば開催年と開催地を簡単に把握できます。 (出典: オリンピック 何 年 に 一 回(Yahoo!ニュース))