マジンガーZの歌手は誰?水木一郎のOP・ED担当とINFINITY版の秘密を徹底解説
アニメ『マジンガーZ』の主題歌を歌った歌手は、アニソン界を代表する水木一郎(みずき・いちろう)です。1972年12月3日に放送が始まったテレビシリーズでは、オープニングテーマ「マジンガーZ」とエンディングテーマ「ぼくらのマジンガーZ」の両方を担当しました。作曲は渡辺宙明、作詞はそれぞれ東文彦と小池一雄です。
さらに、2018年公開の映画『劇場版 マジンガーZ/INFINITY』でも、水木一郎が新たに録音したオープニングテーマを歌っています。2022年12月6日に74歳で逝去した水木一郎ですが、その歌声は2026年現在も作品や音楽ソフトを通じて聴くことができます。ささきいさおによる英語版や、ほかの歌手によるカバーとの違いも含め、主題歌の制作背景から現在までを整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 主題歌の歌手:テレビ版OP「マジンガーZ」とED「ぼくらのマジンガーZ」は、どちらも水木一郎が歌唱。
- 楽曲制作陣:作曲は渡辺宙明、OPの作詞は東文彦、EDの作詞は小池一雄。
- INFINITY版:2018年公開の映画でも水木一郎が新録音した主題歌を担当。逝去後に制作された歌声ではない。
【結論】マジンガーZの主題歌を歌った歌手は水木一郎!OP・EDともに担当
『マジンガーZ』の歌手を調べたとき、最初に押さえておきたいのが水木一郎の存在です。テレビ版のオープニングとエンディングは、どちらも水木一郎が歌っています。
東映アニメーションの公式作品情報では、オープニング曲「マジンガーZ」とエンディング曲「ぼくらのマジンガーZ」の歌唱者として、いずれも水木一郎の名前が掲載されています。
オープニングテーマ「マジンガーZ」
作品の冒頭を飾る「マジンガーZ」は、力強いボーカルと印象的なメロディーが特徴の楽曲です。
巨大ロボットが敵と戦うという作品の世界観を、歌声そのものでも表現しています。水木一郎の張りのある声と、ヒーローの登場を思わせる楽曲構成が組み合わさり、作品を象徴するテーマソングになりました。
この曲はアニメの枠を超えて広く知られるようになり、水木一郎の代表曲の一つとして定着しました。日本コロムビアの公式プロフィールでも、当時のレコード売上は70万枚と紹介されています。
エンディングテーマ「ぼくらのマジンガーZ」
エンディングテーマは「ぼくらのマジンガーZ」です。こちらも水木一郎が歌唱しています。
オープニングがヒーローの力強さや出撃を印象づける楽曲であるのに対し、エンディングは作品と視聴者とのつながりを感じさせる曲です。
なお、日本コロムビアの音源資料では、このエンディング曲について水木一郎に加えてコロムビアゆりかご会の参加も記載されています。東映アニメーションの公式主題歌紹介では水木一郎が歌唱者として掲載されており、音源のクレジットを詳しく見るとコーラスの情報も確認できます。
つまり、テレビ版の主題歌を誰が歌ったのかという質問に対する答えは、OP・EDともに水木一郎です。

【制作スタッフを徹底整理】作詞は東文彦と小池一雄、作曲は渡辺宙明
『マジンガーZ』の主題歌が長く親しまれている理由は、水木一郎の歌唱だけではありません。作詞家と作曲家がそれぞれ異なる役割を担い、作品の世界観を音楽として完成させています。
OPとEDで異なる作詞家
オープニングテーマ「マジンガーZ」の作詞を担当したのは東文彦です。一方、エンディングテーマ「ぼくらのマジンガーZ」の作詞は小池一雄が担当しました。
同じ作品の主題歌でありながら、異なる作詞家が参加している点は興味深いところです。オープニングでは主人公の乗るロボットの力強さや戦闘を想起させる方向性が前面に出ており、エンディングでは作品を応援する視点が感じられます。
2曲の音楽を手掛けた渡辺宙明
両曲の作曲を担当したのは、作曲家の渡辺宙明(わたなべ・ちゅうめい)です。
渡辺宙明は『マジンガーZ』だけでなく、『人造人間キカイダー』『秘密戦隊ゴレンジャー』など、数多くのアニメ・特撮作品の音楽を手掛けた人物です。
JASRACの作家紹介でも、1972年の『マジンガーZ』や『人造人間キカイダー』との出会いが、その後の特撮・アニメ音楽を中心とした活動につながったことが紹介されています。
なお、渡辺宙明は2022年6月23日に96歳で逝去しました。水木一郎と同じ2022年に世を去ったことからも、テレビ版の音楽を生み出した時代を支えた二人の存在は、作品の歴史を振り返るうえで大きな意味を持っています。
【放送開始から現在まで】マジンガーZの主題歌と関係者の年表
『マジンガーZ』の音楽を理解するには、作品の放送開始から映画版の制作、そして水木一郎の逝去までを時系列で見ると分かりやすくなります。
東映アニメーションの公式作品情報によると、テレビシリーズは1972年12月3日に放送を開始し、1974年9月1日に終了しました。全92話というシリーズの中で、水木一郎の歌声が作品の顔として定着していきました。
| 時期 | 出来事・作品 | 関係者・ポイント |
|---|---|---|
| 1972年12月3日 | テレビ版『マジンガーZ』放送開始 | OP・EDともに水木一郎が歌唱 |
| 1972年 | 主題歌「マジンガーZ」 | 作詞・東文彦、作曲・渡辺宙明 |
| 1972年 | ED「ぼくらのマジンガーZ」 | 作詞・小池一雄、作曲・渡辺宙明 |
| 1973年 | 主題歌のヒットを受けて受賞 | 水木一郎がゴールデン・ヒット賞を受賞 |
| 1974年9月1日 | テレビシリーズ終了 | 全92話 |
| 2017年 | INFINITY版主題歌を新録音 | 水木一郎が再び歌唱、渡辺俊幸が編曲 |
| 2018年1月13日 | 映画『マジンガーZ/INFINITY』公開 | 主題歌「マジンガーZ INFINITY ver.」 |
| 2022年6月23日 | 渡辺宙明が逝去 | 享年96歳 |
| 2022年12月6日 | 水木一郎が逝去 | 享年74歳 |
| 2026年 | 放送開始から54年 | 楽曲は音源・映像作品を通じて継承 |
特に注目したいのは、1973年に水木一郎が「マジンガーZ」の功績でゴールデン・ヒット賞を受賞している点です。日本コロムビアの公式プロフィールにも記録が残されています。
単にアニメのために作られた楽曲というだけではなく、レコード作品としても大きな反響を得たことが分かります。

【水木一郎の現在・2026年最新】2022年12月6日に74歳で逝去
「水木一郎は現在も活動しているのか」「マジンガーZの歌を今も本人が歌っているのか」と気になっている人もいるでしょう。
2026年10月現在、水木一郎はすでに逝去しています。所属事務所が2022年12月12日に公表した訃報によると、亡くなったのは2022年12月6日午後6時50分。肺がんのため、74歳で生涯を閉じました。
闘病中も歌手活動を続けた水木一郎
所属事務所の発表では、2021年4月末に肺がんが発覚し、その後は入退院を繰り返しながら放射線治療や薬物療法を続けていたことが明らかにされています。
厳しい病状の中でも、水木一郎は「生涯現役」を目標に治療とリハビリに取り組み、歌手としての活動を続けました。
最後のステージとなったのは2022年11月27日のライブです。所属事務所の訃報には、最後まで舞台に立ち続けた姿が記されています。
アニソン界に残した代表的な功績
水木一郎は『マジンガーZ』だけでなく、『バビル2世』『宇宙海賊キャプテンハーロック』『超人バロム・1』『がんばれ!!ロボコン』など、数多くの作品の主題歌を歌いました。
日本コロムビアの公式プロフィールでは、1976年から3年間、NHK『おかあさんといっしょ』の2代目うたのおにいさんを務めた経歴も紹介されています。
また、1999年には24時間で1000曲を歌うソロライブを成功させ、2000年にはJAM Projectの結成メンバーとして活動を開始しました。
こうした幅広い活動を振り返ると、水木一郎は特定のアニメ作品だけに結びついた歌手ではなく、日本のアニメソング文化そのものを代表する存在だったことが分かります。
2026年現在、新たな本人の歌唱活動はありません。しかし、テレビ版のオリジナル音源や映画版の新録音、ライブ映像、公式ベストアルバムなどを通じて、その歌声に触れることができます。
【INFINITY版の真相】逝去前の水木一郎が映画主題歌を新録音していた
水木一郎と『マジンガーZ』の関係を語るうえで、重要な作品が2018年1月13日公開の『劇場版 マジンガーZ/INFINITY』です。
映画のオープニングテーマは「マジンガーZ INFINITY ver.」。歌唱を担当したのは、テレビ版と同じ水木一郎でした。
1972年の名曲を現代版として再構築
INFINITY版は、1972年のオリジナル曲をそのまま再生したものではありません。映画の音楽を担当した渡辺俊幸が、現代的なアレンジを施して新たな楽曲として仕上げています。
渡辺俊幸は、オリジナル版の作曲家である渡辺宙明の長男です。父が生み出した音楽的な世界観を、次の世代が映画作品のために再構築したという点でも注目されました。
水木一郎公式サイトの商品紹介にも、INFINITY版のオープニングテーマを新録音したことが明記されています。
レコーディングは2017年、映画公開は2018年
ここで重要なのが制作時期です。
映画は2018年1月13日に公開されましたが、主題歌のレコーディングは水木一郎の逝去より前に行われています。2017年11月には、東映映画チャンネルからレコーディング風景を収めたスペシャルミュージックビデオも公開されました。
当時の報道では、水木一郎がこの曲を初めてスタジオで録音したときと同じような新鮮な気持ちで歌ったことや、2017年の北九州ポップカルチャーフェスティバルで世界初披露したことも伝えられています。
したがって、2022年の逝去後にAIなどで声を再現して制作された作品ではありません。本人が生前に歌い、新たな録音として完成させた楽曲です。
オリジナル版とINFINITY版の違い
両者の最大の違いは、同じ歌手が同じ主題歌を歌いながら、時代に合わせて音楽的な表現を変えていることです。
1972年版は昭和のロボットアニメらしい勢いと直線的な力強さが印象的です。一方、INFINITY版は映画の壮大な映像や現代的な音響に合わせたアレンジが施されています。
歌い手が交代したのではなく、水木一郎自身が再びマジンガーZの世界に戻ってきたことが、この映画版の大きな価値です。

【ささきいさおも歌っていた?】マジンガーZのカバー歌手とオリジナルの違い
『マジンガーZ』の歌手を調べていると、ささきいさおの名前を見かけることがあります。そのため、テレビ版の主題歌を歌っていたのは水木一郎なのか、ささきいさおなのか、混乱する人も少なくありません。
実際には、両者の名前が登場する背景には、オリジナル版と英語版などの別音源が存在することが関係しています。
ささきいさおによる英語版「MAZINGER Z」
ささきいさおは、1970年代に『マジンガーZ』関連楽曲の英語版を歌っています。
日本コロムビアの公式音源資料には、ささきいさおが歌唱する「MAZINGER Z」「Z THEME」「OUR MAZINGER Z」が収録されています。
これらは、それぞれ日本語版の「マジンガーZ」「Zのテーマ」「ぼくらのマジンガーZ」に対応する英語版です。
つまり、ささきいさおもマジンガーZ関連の楽曲を歌っていたという情報自体は正しいものの、テレビ版の日本語オープニングを担当したオリジナル歌手は水木一郎です。
アニメタルUSAによる英語カバー
もう一つの注目例が、アメリカのヘヴィメタル系プロジェクトであるアニメタルUSAによるカバーです。
2011年、ソニーミュージックの公式発表では、アニメ『マジンガーZ』のオープニングテーマを英語でカバーすることが紹介されました。
この企画では、オリジナル歌手の水木一郎がアニメタルUSAの応援団長を務めています。自身の代表曲が海外のミュージシャンによって新たな形で歌われることに関わった事例です。
オリジナル歌手とカバー歌手が同じ作品の楽曲に参加しているため、音源を聴くときには歌手名とバージョンを確認すると混同しにくくなります。
マジンガーZの歌詞が伝える作品の世界観
主題歌の歌詞にも、作品が長く支持される理由があります。
オープニングテーマは、マジンガーZの圧倒的な力や戦闘能力、正義のために立ち上がるヒーローの姿を前面に押し出した構成です。ロボットの技や出撃を連想させる言葉が、視聴者に強い印象を残します。
一方、「ぼくらのマジンガーZ」は、作品を応援する側の視点を感じさせる楽曲です。主人公の兜甲児とマジンガーZの活躍を、視聴者自身も応援するような親しみやすさがあります。
この2曲が対になっていることも、作品の音楽的な魅力です。オープニングでヒーローの登場を印象づけ、エンディングで作品への親近感を深めるという役割分担が成立しています。
【プロの結論】マジンガーZの歌手を調べるならバージョンと音源の区別が重要
『マジンガーZ』の主題歌について調べる際、最も大切なのは、テレビ版のオリジナル音源、映画版の新録音、英語版、カバー音源を区別することです。
検索結果に水木一郎、ささきいさお、アニメタルUSAなど複数の名前が登場しても、全員が同じバージョンを歌っているわけではありません。
情報を確認するときは、次の3点が判断基準になります。
- テレビ版の歌手を知りたい場合:東映アニメーションの公式作品情報でOP・EDの歌唱者を確認する。
- 映画版の歌手を知りたい場合:『マジンガーZ/INFINITY』の公式作品情報やサウンドトラックの収録内容を確認する。
- カバーや英語版を探している場合:日本コロムビアなどの音源資料で歌手名と曲のバージョンを照合する。
また、楽曲の魅力を深く知りたい人には、1972年のオリジナル版と2018年のINFINITY版を続けて聴き比べる方法がおすすめです。同じ水木一郎の歌声でありながら、編曲や音響の違いによって受ける印象が変わります。
特に、映画版の新録音は、単なる懐かしの主題歌の再利用ではありません。長年作品を支えてきた歌手が、再び同じヒーローのテーマを歌うという、作品と歌手の歴史が重なった記録です。
【マジンガーZの歌手に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:マジンガーZのオープニングテーマを歌っている人は誰ですか?
A1:水木一郎です。1972年に始まったテレビアニメのオープニングテーマ「マジンガーZ」を歌唱しました。作詞は東文彦、作曲は渡辺宙明です。
Q2:マジンガーZのエンディングテーマを歌っている人は誰ですか?
A2:「ぼくらのマジンガーZ」も水木一郎が歌っています。作詞は小池一雄、作曲は渡辺宙明です。日本コロムビアの音源資料では、コロムビアゆりかご会のコーラス参加も確認できます。
Q3:ささきいさおもマジンガーZを歌っていますか?
A3:はい。ささきいさおは英語版の「MAZINGER Z」や「OUR MAZINGER Z」などを歌っています。ただし、1972年のテレビ版日本語オープニング・エンディングのオリジナル歌手は水木一郎です。
Q4:水木一郎は現在も生きていますか?
A4:いいえ。水木一郎は2022年12月6日に肺がんのため74歳で逝去しました。2026年現在、新たな歌手活動はありませんが、過去の録音やライブ映像、公式音楽作品を通じて歌声を聴くことができます。
Q5:映画『マジンガーZ/INFINITY』の主題歌も水木一郎が歌っていますか?
A5:はい。「マジンガーZ INFINITY ver.」を水木一郎が歌っています。2017年に新録音された楽曲で、映画の公開は2018年1月13日です。渡辺俊幸が現代的なアレンジを担当しました。
Q6:マジンガーZの主題歌の作曲家は誰ですか?
A6:テレビ版OP・EDの作曲家は渡辺宙明です。映画『INFINITY』版の音楽は渡辺俊幸が担当し、オープニングテーマにも新しいアレンジが加えられています。
まとめ:マジンガーZの歌手は水木一郎、歌声は2026年も受け継がれている
『マジンガーZ』のテレビ版主題歌を歌ったのは、アニソン界のレジェンド・水木一郎です。オープニングテーマ「マジンガーZ」とエンディングテーマ「ぼくらのマジンガーZ」の両方を担当し、作品を象徴する歌声を残しました。
作詞はOPが東文彦、EDが小池一雄、作曲は両曲とも渡辺宙明です。1972年12月3日の放送開始から半世紀以上が経過した2026年現在も、これらの楽曲は作品を代表する音楽として親しまれています。
また、2018年公開の映画『マジンガーZ/INFINITY』では、水木一郎が新録音した主題歌を披露しました。2022年に逝去する前に残されたこの歌声は、テレビ版から続く作品の歴史をつなぐ貴重な記録です。
ささきいさおによる英語版やアニメタルUSAのカバーも存在しますが、オリジナルのテレビ版主題歌の歌手は水木一郎という事実に変わりはありません。
マジンガーZの歌を聴き直すときは、1972年のオリジナル版と2018年のINFINITY版をぜひ比較してみてください。時代を超えて歌い続けた水木一郎の存在と、渡辺宙明・渡辺俊幸親子による音楽の継承が、より鮮明に感じられるはずです。