【東京11区はどこ?】板橋区の区域と東京12区との違い
東京11区は、東京都内に設けられた衆議院小選挙区の一つです。東京都選挙管理委員会の選挙区一覧によると、東京都内には小選挙区が30あり、そのうち第11区は板橋区を対象としています。

ただし、ここで注意したいのが板橋区と東京12区の関係です。板橋区は行政上は一つの区ですが、衆議院選挙では東京11区と東京12区に分かれています。
東京11区に含まれる主な地域
東京11区は、板橋区のうち東京12区に指定された区域を除いた地域です。主な地域には次のような場所があります。
- 板橋・加賀・仲宿周辺
- 大山・中板橋・常盤台周辺
- 上板橋・志村・前野町周辺
- 赤塚・成増・徳丸周辺
- 小茂根・向原周辺
一方、東京12区に含まれる板橋区内の地域は、坂下1~3丁目の一部、東坂下2丁目、蓮根1~3丁目、相生町、高島平1~9丁目、新河岸1~3丁目、舟渡1~4丁目です。
東京都選挙管理委員会と板橋区の公式資料では、こうした町丁目単位の区割りが明確に定められています。住所によって選挙区が変わるため、投票先を調べる際には町名だけでなく丁目や番地まで確認する必要があります。
東京11区と東京12区の違い
両者の違いを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | 東京11区 | 東京12区 |
|---|---|---|
| 主な区域 | 板橋区の大部分 | 北区と板橋区の一部 |
| 選挙制度 | 衆議院小選挙区 | 衆議院小選挙区 |
| 定数 | 1人 | 1人 |
| 地域の特徴 | 板橋区を中心とする | 北区と板橋区の一部を含む |
つまり、東京11区という名称は行政区の数を表しているわけではありません。衆議院議員を選ぶための政治的な区域を意味しています。
【2026年最新ニュース】東京11区の選挙結果と当選者を詳しく解説
2026年の東京11区で最も大きなニュースとなったのが、2月8日に実施された第51回衆議院議員総選挙です。
板橋区公式ホームページに掲載された開票結果によると、東京11区では7人が立候補し、自民党の下村博文氏が69,077票を獲得して当選しました。開票率は100%で、得票数の確定は2月9日午前1時43分です。
2026年の候補者と得票数
| 候補者 | 届出政党 | 得票数 |
|---|---|---|
| 下村博文 | 自由民主党 | 69,077票 |
| あくつ幸彦 | 中道改革連合 | 53,001票 |
| 高沢かずもと | 国民民主党 | 38,445票 |
| 大豆生田みのる | 日本維新の会 | 26,207票 |
| 松方えみ | 参政党 | 19,149票 |
| 横手カイト | 日本共産党 | 12,590票 |
| 桑島康文 | 本人届出 | 916票 |
出典:板橋区公式ホームページ、東京都選挙管理委員会の確定開票結果。
下村氏と2位のあくつ氏の得票差は16,076票でした。7人が争う選挙戦となり、下村氏が小選挙区の議席を獲得しています。
投票率は前回から上昇
今回の選挙で注目したいもう一つの数字が投票率です。
2026年・東京11区の小選挙区投票率
2024年
53.98%
2026年
57.45%
前回からの変化
板橋区公式発表。期日前投票・不在者投票・在外選挙人の投票を含む最終値。
2026年の有権者数は390,467人でした。男女別では男性189,532人、女性200,935人です。
前回の2024年衆院選と比較して投票率は3.47ポイント上昇しました。投票率の上昇だけで特定の候補者への支持が強まったとは判断できませんが、選挙への参加状況を比較するうえで重要な数字です。
【選挙の経緯まとめ】2022年の区割り変更から2026年の最新動向まで
東京11区を理解するには、現在の区域がいつ決まったのか、そして2024年と2026年の選挙で何が変わったのかを確認する必要があります。
特に注目されるのは、2024年に議席を失った下村博文氏が、2026年に再び小選挙区で当選した点です。
東京11区の重要な出来事と時系列
この経緯から分かるのは、東京11区の選挙結果が固定的なものではないということです。候補者の政治的立場や政党の状況、地域での活動、選挙時の政策争点などが議席の行方に影響します。
2024年の選挙では、あくつ氏が下村氏を23,672票上回りました。一方、2026年には下村氏が再びトップに立っています。わずか約1年4か月の間に、選挙区の代表が交代したことになります。
【現在の議員は誰?】下村博文氏の経歴と2026年10月の活動
自由民主党・衆議院議員
- 生年月日:1954年5月23日
- 出身地:群馬県
- 最終学歴:早稲田大学教育学部卒業
- 当選回数:10回
- 選挙区:東京都第11区
下村博文氏は、1996年の第41回衆議院議員総選挙で東京11区から初当選しました。それ以前には東京都議会議員を2期務めています。
国政では文部科学大臣、教育再生担当大臣、東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、内閣官房副長官などを歴任しました。教育政策を中心とする活動が長い政治家であり、党内でも政務調査会長や選挙対策委員長などの役職を経験しています。
衆議院の議員プロフィールと自由民主党の現職議員紹介でも、東京都第11区選出、当選10回の議員として掲載されています。
2026年10月の最新活動は人口戦略本部
2026年10月現在の新しい動きとして注目されるのが、自民党の人口戦略本部長への就任です。
自由民主党の2026年10月16日付の公式発表によると、同本部は高市早苗総裁直属の機関として設置され、同日に初会合を開催しました。
議論の対象は12テーマで、主な内容は次のとおりです。
- 少子化と出生数減少への対策
- 労働力不足と生産性の向上
- 高齢社会と生涯現役の実現
- 地方の人口減少
- 東京一極集中への対応
人口減少は東京だけでなく全国の自治体に関係する課題です。東京11区の議員がこうした政策課題を担当することは、地域の生活環境や雇用、子育て支援などを考えるうえでも注目されます。
同本部の初会合で下村氏は、政府にしっかり対応してもらうための提言をまとめる考えを示しました。選挙後の議員活動を知るうえで、押さえておきたい最新ニュースです。
【炎上・噂の真相】東京11区で注目された下村博文氏の政治資金問題
東京11区のニュースを調べると、下村博文氏の政治資金問題に関する報道が出てきます。2026年の選挙戦でも、この問題は候補者の評価を左右する争点の一つとなりました。
476万円の不記載問題とは?
2024年1月31日、下村氏は自民党安倍派の政治資金パーティーをめぐり、2018年からの5年間で派閥側から自身の関係政治団体に寄付された合計476万円が政治資金収支報告書に記載されていなかったことを説明しました。
下村氏は当時、専用口座で管理しており、裏金として使用した事実はないと主張しました。一方、収支報告書に記載すべき寄付が記載されていなかった事実については認め、政治的責任を述べています。
その後、2024年4月4日、自民党党紀委員会は下村氏に対して党員資格停止1年間の処分を決定しました。党の公式発表でも処分内容が公表されています。
2024年から2026年までの政治的な変化
この問題は、選挙結果にも影響した重要な背景です。
2024年10月の衆院選で、下村氏は無所属で立候補し、57,275票で落選しました。対するあくつ幸彦氏は80,947票を獲得して当選しています。
2026年の衆院選では、下村氏が自民党公認候補として再び立候補しました。結果は69,077票で当選。あくつ氏との競争に再び勝利した形です。
2026年2月5日のテレビ朝日の選挙報道では、政治資金問題をめぐって有権者の意見が分かれている様子が紹介されました。問題を引き続き重視する声がある一方、党の処分を経た以上、いつまでも追及すべきではないという趣旨の意見も取り上げられています。
ネットの反応と事実を区別するポイント
東京11区に関するネット上の議論を理解する際には、次の3点を分けて考える必要があります。
- 確認できる事実:政治資金収支報告書への476万円の不記載があり、自民党から党員資格停止1年間の処分を受けた。
- 本人の説明:専用口座で管理し、裏金として使用した事実はないと説明している。
- 選挙で確認できる結果:2024年は落選、2026年は自民党公認で当選した。
ここで注意したいのは、党の処分と刑事裁判の有罪判決は異なるという点です。党員資格停止は政党内部の規律上の処分であり、それ自体を刑事有罪の確定と同一視することはできません。
また、SNS上の批判や擁護の投稿だけを取り上げて、板橋区民全体の意見や世論の総意とすることも適切ではありません。選挙結果、公式処分、本人の説明、報道された有権者の意見を照らし合わせることで、噂と確認された経緯を区別できます。
【プロの結論】東京11区の最新情報を正しく理解するための3つの視点
東京11区を調べる読者が押さえておきたいのは、単に現在の当選者の名前を覚えることではありません。選挙区の仕組み、政治家の経歴、地域の争点を関連付けて理解することが大切です。
1. 住所から選挙区を判断する
板橋区に住んでいても、全員が東京11区の有権者とは限りません。高島平や蓮根、舟渡などは東京12区に属します。引っ越しや転居後の選挙では、自治体の選挙管理委員会が案内する選挙区と投票所を確認する必要があります。
2. 選挙結果は得票数と投票率をセットで見る
2026年の東京11区では、下村氏が69,077票で当選し、投票率は57.45%でした。前回より投票率が上昇した一方、当選者の得票だけを見て有権者全体が同じ政策を支持したと解釈することはできません。
候補者間の得票差、投票率、前回との比較を合わせて見ることで、選挙の実態をより正確に把握できます。
3. 政治家の過去と現在を分けて評価する
下村氏には文部科学大臣などの行政経験がある一方、政治資金問題をめぐる党の処分という経緯もあります。過去の実績だけで判断するのではなく、説明責任、現在の政策活動、地域への取り組みを継続して確認することが重要です。
2026年10月には人口戦略本部長として新たな政策課題に取り組み始めています。今後は人口減少対策や東京一極集中への対応について、どのような具体策を提示するかが注目点になります。
【東京11区】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東京11区はどこの区ですか?
A1:東京都板橋区の大部分を対象とする衆議院小選挙区です。ただし、高島平・蓮根・舟渡などの一部地域は東京12区に含まれます。
Q2:2026年現在の東京11区の議員は誰ですか?
A2:自由民主党の下村博文氏です。2026年2月8日の衆議院議員総選挙で69,077票を獲得して当選しました。
Q3:東京11区の2026年の投票率は何%でしたか?
A3:小選挙区の最終投票率は57.45%です。2024年の53.98%と比べて3.47ポイント上昇しました。
Q4:東京11区と東京12区の違いは何ですか?
A4:東京11区は板橋区の大部分、東京12区は北区と板橋区の一部を対象とする選挙区です。板橋区内でも住所によって投票する選挙区が異なります。
Q5:東京11区で話題になった裏金問題とは何ですか?
A5:下村博文氏の関係政治団体における476万円の政治資金不記載問題です。2024年4月に自民党から党員資格停止1年間の処分を受けました。本人は不記載を認め、裏金として使用した事実はないと説明しています。
まとめ:東京11区の今後の動向と注目すべきポイント
東京11区は、東京都板橋区を中心とする衆議院小選挙区です。2026年2月の総選挙では下村博文氏が69,077票を獲得して当選し、2024年の選挙から議席の状況が変わりました。
2026年10月現在、下村氏は自民党の人口戦略本部長も務めています。少子化対策、労働力不足、東京一極集中といった課題への取り組みが、今後の注目ポイントです。
一方、政治資金問題をめぐる過去の経緯も、政治家を評価するうえで重要な材料です。選挙結果だけでなく、公式発表、政策活動、説明責任を継続して確認することで、東京11区のニュースをより立体的に理解できます。
今後も東京11区の最新情報を追う際は、東京都選挙管理委員会、板橋区、衆議院、自民党などの公式発表を基準に、選挙・政策・地域の動きを確認することが大切です。 (出典: 東京 11 区(Yahoo!ニュース))