CBC賞の過去10年結果を総覧!2017〜2026年の歴代優勝馬・配当と予想傾向を徹底解説
2026年10月現在、CBC賞の過去10年(2017〜2026年)を振り返ると、1番人気が苦戦する一方、2桁人気の伏兵が優勝する波乱も目立つ。2026年の第62回CBC賞では、12番人気のフロムダスクが優勝。単勝3,510円、3連単162,460円という結果になった。

CBC賞は中京競馬場を中心に、小倉・阪神でも開催されてきた芝1200mのハンデ重賞だ。開催場によってコース形態やレース展開が異なるため、歴代優勝馬や配当だけでなく、人気別・枠順別・年齢別・脚質別のデータを分けて見る必要がある。JRAの公開レース結果と過去10年の集計データをもとに、2026年の最新結果から今後の予想に役立つポイントまで整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 2026年の優勝馬:12番人気のフロムダスク。単勝3,510円、3連単162,460円。
- 過去10年の波乱:2020年には13番人気のラブカンプーが勝利し、3連単2,444,630円を記録。
- 注目データ:2017〜2026年の集計では、2番人気の複勝率が60.0%。5歳馬と3枠にも注目したい。
- 予想のポイント:中京芝1200mの長い直線と急坂、前走の位置取り、当日の馬場状態を重視する。
【CBC賞とは?】レースの基本情報と過去10年の開催条件
基本的な競走条件は次のとおりだ。
- 格付け:GIII
- 出走条件:3歳以上
- 距離:芝1200m
- 競走方式:ハンデキャップ
- 主な開催場:中京競馬場
- 開催時期:夏季
2017〜2026年の開催場の変化
CBC賞の過去10年を調べる際、最初に理解しておきたいのが開催競馬場の違いだ。
2017〜2019年は中京競馬場で開催されたが、2020年は阪神競馬場、2021年と2022年は小倉競馬場へ移った。2023年以降は再び中京競馬場で行われている。
つまり、同じ芝1200mの重賞でも、すべての年を同一条件として比較することはできない。
特に中京と小倉では直線の長さや坂の有無が異なるため、過去の逃げ切りや差し切りの結果を、そのまま次の開催に当てはめるのは危険だ。
JRAの2026年レース情報でも、2020年の阪神開催、2021・2022年の小倉開催が過去の分析対象として区別されている。
【2017〜2026年】CBC賞の歴代優勝馬と配当一覧
ここがCBC賞の過去データを調べるうえで、最も押さえておきたい部分だ。
2017年から2026年までの優勝馬、騎手、開催場、単勝配当、3連単配当をまとめた。
CBC賞の年別レース結果・歴代優勝馬
出典:JRA各年のレース成績・払戻金、過去のレース結果集計。配当は100円あたり。
2026年の最新結果は12番人気フロムダスクの勝利
2026年8月9日、中京競馬場で行われた第62回CBC賞は、フロムダスクが優勝した。
JRAの公式レース結果によると、上位3頭は次のとおり。
- 1着:フロムダスク(12番人気)
- 2着:レイピア(2番人気)
- 3着:レッドエヴァンス(3番人気)
勝ち時計は1分6秒5。フロムダスクは55kgを背負い、中井裕二騎手とのコンビで勝利を収めた。
払戻金は以下のとおり。
- 単勝:3,510円
- 複勝:640円・190円・250円
- 枠連:4,520円
- 馬連:9,220円
- 馬単:25,490円
- 3連複:19,470円
- 3連単:162,460円
12番人気の優勝によって、2026年もCBC賞らしい波乱含みの結果となった。特に注目したいのは、1番人気ではなく2番人気と3番人気が2、3着に入った点だ。
過去10年で最も高額だった配当は?
最も大きな波乱となったのは2020年だ。
阪神競馬場で開催された第56回CBC賞では、13番人気のラブカンプーが勝利。2着には11番人気のアンヴァルが入り、3着は3番人気のレッドアンシェルだった。
払戻金は馬連138,600円、3連複242,890円、3連単2,444,630円。
3連単は100円購入で約244万円という高額配当になった。
一方、2022年は2番人気のテイエムスパーダが優勝し、3連単は12,160円。比較的堅い決着だった。
この差からも、CBC賞は毎年必ず大荒れするわけではなく、出走馬の能力差やハンデ、馬場状態によって配当が大きく変わるレースだと分かる。
【中京・小倉・阪神】開催場別に見るCBC賞の過去データ
CBC賞の過去10年を正確に分析するには、競馬場ごとの成績を切り分ける必要がある。
2017〜2026年の160頭分の出走データを開催場別に集計すると、次のようになる。
- 中京芝1200m:114頭、7勝・2着7回・3着7回、複勝率18.4%
- 小倉芝1200m:30頭、2勝・2着2回・3着2回、複勝率20.0%
- 阪神芝1200m:16頭、1勝・2着1回・3着1回、複勝率18.8%
いずれの競馬場も、複勝率はおおむね18〜20%の範囲に収まっている。
ただし、出走頭数や開催回数が異なるため、単純に数字の高い競馬場が有利と判断するのは早計だ。
中京芝1200mは最後の直線と坂がポイント
CBC賞の基本的な舞台となる中京芝1200mは、一般的な短距離戦とは異なる特徴を持っている。
JRAのコース紹介によると、中京芝コースの直線距離は412.5m、芝コース全体の高低差は3.5m。直線入口付近には約2mの上り坂が設けられている。
短距離戦ではスタート直後からのスピードが注目されるが、中京では最後の坂を越えてからも脚を維持できるかが問われる。
前半で先行しても、坂で失速すれば後続に差される。反対に、後方から運んでも直線での進路確保が遅れれば届かない。
つまり、単純な逃げ・差しの分類だけでなく、前半の位置取りと終盤の持続力をセットで評価する必要がある。
小倉開催・阪神開催の結果をどう扱うべきか
小倉開催だった2021年と2022年は、ファストフォースとテイエムスパーダが優勝した。
2020年の阪神開催では、ラブカンプーが13番人気で勝利している。
これらの結果を中京開催の傾向にそのまま混ぜると、脚質や枠順の分析に誤差が生まれやすい。
予想時には次のように考えたい。
- 中京開催:長い直線と急坂への対応力を重視。
- 小倉開催:小回りのコーナーでスムーズに立ち回れるかを確認。
- 阪神開催:実際の使用コースや開催時の馬場状態を確認。
同じ芝1200mでも、競馬場が変われば求められる適性も変化する。
【人気・枠順・年齢別成績】CBC賞で好走する馬の共通点
ここでは2017〜2026年の10開催、160頭を対象とした集計を確認する。
なお、以下の数値はJRAの個別レース結果をもとにしたデータベースの再集計であり、JRAが公表する2026年レース前の過去10年集計(2016〜2025年)とは対象期間が1年ずれる。異なる集計期間の数字を混同しないことが大切だ。
人気別成績:1番人気の信頼度は高くない
2017〜2026年の人気別成績は次のとおり。
- 1番人気:1勝・2着1回・3着1回・着外7回
- 2番人気:2勝・2着2回・3着2回・着外4回
- 3番人気:0勝・2着2回・3着2回・着外6回
- 4〜6番人気:3勝・2着0回・3着3回・着外24回
- 7〜9番人気:2勝・2着3回・3着2回・着外23回
- 10番人気以下:2勝・2着2回・3着0回・着外66回
特に注目したいのは、2番人気の成績だ。
2番人気は10頭中6頭が3着以内に入っており、複勝率60.0%。
対して1番人気は複勝率30.0%にとどまる。
1番人気を無条件に信頼するよりも、2番人気の馬が持つ実績やコース適性を丁寧に確認したいレースだ。
ただし、10番人気以下の複勝率は5.7%と低い。人気薄を手当たり次第に狙うのではなく、近走内容やハンデに裏付けのある馬を選ぶ必要がある。
枠順別成績:3枠が好成績
CBC賞の枠順別データでは、3枠が目立っている。
2017〜2026年の集計では、3枠は17頭中8頭が3着以内に入り、複勝率47.1%。
4枠も19頭中5頭が3着以内で、複勝率26.3%となっている。
一方、6枠は19頭中1頭のみ、8枠は26頭中1頭のみが3着以内だった。
ただし、枠順は出走頭数や競馬場、馬場状態の影響を受ける。3枠だから好走するという単純な法則ではない。
実際の予想では、枠番そのものよりも、スタート後に無理なく好位を確保できるか、コーナーで進路を失わないかを考えたい。
年齢別成績:5歳馬が中心
年齢別の成績では、5歳馬が優勢だ。
- 3歳:1勝・2着1回・3着1回、複勝率20.0%
- 4歳:2勝・2着3回・3着2回、複勝率20.6%
- 5歳:5勝・2着3回・3着3回、複勝率22.4%
- 6歳:2勝・2着1回・3着4回、複勝率17.1%
- 7歳:0勝・2着2回・3着0回
- 8歳以上:勝利・3着以内なし
最も目立つのは5歳馬の5勝という数字だ。
短距離戦で求められるスピード能力に加え、ハンデ戦への対応力や競走経験が結果に結びついている可能性がある。
ただし、3歳馬のテイエムスパーダが2022年に優勝したように、若い馬にも十分なチャンスはある。
年齢だけで評価を決めず、近走の距離適性や負担重量を組み合わせて判断したい。
【脚質・逃げ馬の好走傾向】CBC賞は前に行く馬を重視すべきか
CBC賞の予想で気になるのが、逃げ馬の好走傾向だ。
過去の勝ち馬を見ると、前に行く競馬で結果を出した馬が複数いる。
代表例は次の3頭だ。
- 2021年:ファストフォース
- 2022年:テイエムスパーダ
- 2023年:ジャスパークローネ
特に2023年のジャスパークローネは、7番人気で逃げ切り勝ちを収めた。団野大成騎手がスタートから先頭に立ち、後続を振り切ったレースだった。3連単499,640円という高額配当も記録している。
逃げ馬の成績と先行馬の評価
2017〜2026年の脚質別集計では、次のような数字が出ている。
- 逃げ:5勝・2着0回・3着3回・着外2回
- 先行:2勝・2着3回・3着3回・着外31回
- 差し:2勝・2着7回・3着3回・着外53回
- 追込:1勝・2着0回・3着1回・着外44回
この集計では、逃げ馬の複勝率は80.0%。先行馬の20.5%を大きく上回る。
ただし、逃げ馬に分類された出走馬は10頭だけであり、少数の好走例が数値を押し上げている点には注意したい。
JRA公式分析が示す先行力の重要性
さらに参考になるのが、JRAが2026年のCBC賞に向けて公表したデータ分析だ。
JRAは、中京開催だった過去7回のうち6回で逃げ馬が3着以内に入ったと紹介している。
また、前走の4コーナー通過順による成績にも差がある。
- 前走4コーナー5番手以内:5勝・2着4回・3着6回・着外33回
- 前走4コーナー6番手以下:2勝・2着3回・3着0回・着外49回
前走4コーナー5番手以内の馬は複勝率31.3%。6番手以下の9.3%を大きく上回っている。
ここで注意したいのは、「前走で先行していた馬」と「今回のCBC賞で逃げる馬」は別の分類だということ。
前走で好位につけられる馬は、今回もスタート後に良い位置を確保できる可能性がある。その意味で、前走の4コーナー通過順は予想段階でも利用しやすい判断材料となる。
2026年の結果から分かること
2026年に優勝したフロムダスクは、3コーナー・4コーナーともに3番手付近で運んでいた。
逃げ切りではなく、先行集団から抜け出す競馬だった。
この結果は、CBC賞で重要なのが必ずしも先頭を奪うことではなく、短距離の速い流れに対応しながら、直線まで余力を残せる位置を確保することだと示している。
【プロの結論】CBC賞の予想に役立つ傾向と対策5つ
過去10年のデータを踏まえると、今後のCBC賞で注目したいポイントは5つある。
1.1番人気を過信しない
1番人気の複勝率30.0%は、人気別成績としては物足りない数字だ。
一方、2番人気は複勝率60.0%。上位人気の中でも評価に差をつける価値がある。
単勝オッズだけでなく、前走のレース内容、斤量、距離適性を確認したい。
2.5歳馬を中心に比較する
過去10年では5歳馬が5勝している。
特に短距離重賞やオープン特別で安定した成績を残している5歳馬は、予想の候補として検討しやすい。
JRAの2026年レース前分析でも、2016〜2025年の過去10年で5歳馬が6勝しており、中心的な年齢層として取り上げられていた。
3.前走の位置取りを確認する
中京開催では、前走4コーナー5番手以内の馬が好成績を残している。
ただし、逃げ馬だけに限定する必要はない。
好位から運べる馬や、先行して最後まで脚を使える馬も候補に入れたい。
4.枠順と当日の馬場状態を組み合わせる
3枠の好成績は注目材料だが、枠順だけで判断するのは危険だ。
特に中京は開催時期によって芝の状態が変わる。JRAも7月開催の馬場について、開催後半の芝の傷みやパワータイプの馬の活躍に注意を促している。
内外のどちらが伸びるのか、当日の芝レースを確認してから評価を調整したい。
5.開催場が違う年の結果は別に考える
中京・小倉・阪神の過去成績を一括りにすると、競馬場の特徴による違いが見えにくくなる。
中京なら長い直線と急坂、小倉なら小回りへの対応など、開催条件に合わせた評価が必要だ。
特に2027年以降のCBC賞を検討するときも、前年の優勝馬の脚質や枠順だけをそのまま基準にするのではなく、開催場が同じかどうかを最初に確認したい。
【プロの結論】
CBC賞で重視したいのは、単純な人気順ではなく「短距離のスピード」「前半の位置取り」「最後まで脚を維持できる能力」の3点だ。
過去10年では1番人気が安定しておらず、2番人気や中穴馬にもチャンスがあった。一方、10番人気以下の複勝率は低く、人気薄を無条件に買う戦略も合理的とはいえない。
5歳馬や前走で好位を確保できた馬を候補にし、当日の馬場とハンデを照らし合わせる。これが過去データを実際の予想につなげる基本的な考え方となる。
【CBC賞の過去】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:CBC賞の2026年の優勝馬は誰ですか?
A1:2026年8月9日に行われた第62回CBC賞は、12番人気のフロムダスクが優勝しました。騎手は中井裕二騎手で、勝ち時計は1分6秒5。単勝配当は3,510円、3連単は162,460円でした。
Q2:CBC賞の過去10年で最も高い3連単配当はいくらですか?
A2:2020年の2,444,630円です。13番人気のラブカンプーが勝ち、2着には11番人気のアンヴァルが入りました。
Q3:CBC賞は1番人気が強いレースですか?
A3:2017〜2026年の集計では、1番人気は1勝・2着1回・3着1回で、複勝率は30.0%です。2番人気は複勝率60.0%で、こちらのほうが安定した成績を残しています。
Q4:CBC賞で好成績を残している年齢は何歳ですか?
A4:過去10年の集計では5歳馬が5勝しており、勝ち星ではトップです。複勝率も22.4%で、4歳馬や3歳馬を上回っています。
Q5:CBC賞は中京競馬場以外でも開催されますか?
A5:はい。2020年は阪神競馬場、2021年と2022年は小倉競馬場で開催されました。2023年以降は中京競馬場に戻っています。
Q6:CBC賞は逃げ馬を狙うべきですか?
A6:逃げ馬の好走例は多く、JRAの過去データでも中京開催では逃げ馬が3着以内に入るケースが目立っています。ただし、前走で好位を取れていた馬や、先行して終盤まで脚を維持できる馬も重要な候補です。
まとめ:CBC賞の過去データから次回の予想につなげる
CBC賞の2017〜2026年を振り返ると、歴代優勝馬にはシャイニングレイ、アレスバローズ、レッドアンシェル、ラブカンプー、ファストフォース、テイエムスパーダ、ジャスパークローネ、ドロップオブライト、インビンシブルパパ、フロムダスクと、個性の異なる馬たちが並ぶ。
配当面では2020年の3連単244万円が象徴するように、大波乱も起こり得る。一方で2022年のように比較的堅い決着になる年もある。
過去10年のデータから押さえておきたいポイントは次のとおりだ。
- 1番人気の複勝率は30.0%で過信は禁物。
- 2番人気の複勝率は60.0%。
- 5歳馬が5勝で年齢別トップ。
- 3枠は複勝率47.1%。
- 前走4コーナー5番手以内の馬は好走率が高い。
- 中京・小倉・阪神の開催条件を区別して分析する。
2026年のフロムダスクの勝利も、12番人気という数字だけを見れば意外な結果だが、CBC賞が持つ波乱の可能性を改めて印象づけた。
次回のCBC賞では、過去の優勝馬や配当を参考にしながら、出走馬の近走内容、斤量、脚質、枠順、当日の馬場状態を総合的に評価したい。過去データは未来の結果を保証するものではないが、予想の根拠を整理するための有力な判断材料になる。
主な参照資料:JRA「レース成績データ」「CBC賞データ分析」「中京競馬場コース紹介」、UMASCOPE「CBC賞重賞傾向分析」。2026年10月30日時点。 (出典: cbc 賞 過去(Yahoo!ニュース))