瞑想の森とは?各務原市営斎場の料金・墓地募集・建築とアクセスを2026年最新解説
岐阜県各務原市にある「瞑想の森」は、伊東豊雄氏が設計した市営斎場と公園墓地が一体となった施設です。独創的な曲線を描く大屋根と周囲の自然が調和した建築は、国内の建築賞も受賞しており、火葬施設としてだけでなく、建築作品としても知られています。
2026年10月現在、一般墓地の令和8年度新規使用者募集は終了しています。一方、合葬式墓地は随時申し込みを受け付けており、一般墓地とは申込条件や費用、納骨方法が異なります。火葬料金は故人の住民登録地によって変わり、施設見学にも決められた時間があります。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 施設の正体:岐阜県各務原市にある伊東豊雄氏設計の市営斎場と公園墓地の複合施設。
- 2026年度の墓地募集:一般墓地の募集は終了。1.5㎡で30万円、3㎡で60万円、6.48㎡で129万6,000円。
- 合葬式墓地:使用料は1区画8万円。焼骨を20年間骨壺で保管した後、合葬室に合祀する。
- 火葬料金:各務原市民の12歳以上は1万円、市外の方は4万円。
- 施設見学:午前9時~9時30分。1月1日と友引の日は見学できない。
【基本情報】瞑想の森とは?各務原市の市営斎場と公園墓地の全体像
瞑想の森は、岐阜県各務原市那加扇平に整備された市営の葬祭施設と公園墓地です。市が掲げるコンセプトは「静けさと自然に帰る」。火葬を行う市営斎場と、故人を供養するための一般墓地・合葬式墓地が近接して配置されています。
単独の火葬場や一般的な霊園とは異なり、人生の最終段階に関わる複数の機能を自然環境の中にまとめている点が特徴です。
市営斎場と公園墓地は別の施設
検索時に混同しやすいのが、市営斎場と公園墓地の違いです。どちらも「瞑想の森」という名称を使用していますが、所在地の番地や施設の役割は異なります。
- 瞑想の森 市営斎場:那加扇平2番地5。火葬を行う施設。
- 公園墓地 瞑想の森:那加扇平2番地3。一般墓地や合葬式墓地を備える墓地施設。
市営斎場の問い合わせ先は電話058-382-6012、公園墓地の管理・募集に関する問い合わせ先は各務原市環境政策課(058-383-4231)です。
市営斎場の施設概要
各務原市の公式施設案内によると、市営斎場の敷地面積は6,695.97㎡、建築面積は2,269.66㎡、延床面積は2,264.57㎡です。
建物は鉄筋コンクリート造の自由曲面シェル構造による2階建て。大型人体炉6基と動物炉1基を備えています。
待合施設には、48人定員の和室、24人定員の洋室1、21人定員の洋室2があります。待合室は有料ですが、待合ロビーは無料で利用できます。
また、障がい者用トイレ、多目的トイレ、オストメイト対応トイレ、貸出用車いす、AED、ベビーシートなども整備されています。
【建築の秘密】伊東豊雄氏が設計した斎場はなぜ評価されるのか
瞑想の森を語るうえで欠かせないのが、世界的な建築家・伊東豊雄氏の存在です。
伊東氏は、せんだいメディアテークやみんなの森 ぎふメディアコスモスなどを手掛けた建築家で、王立英国建築家協会(RIBA)のロイヤルゴールドメダルを受賞したことでも知られています。
瞑想の森 市営斎場は、伊東豊雄建築設計事務所のプロジェクトとして2004年5月から2006年5月にかけて設計・建設が進められました。
自然の地形を思わせる大屋根
この建築の最大の特徴は、建物全体を覆う自由曲面の大屋根です。
一般的な火葬場では、機能性や設備の配置が建築計画の中心になりやすく、外観も公共施設らしい直線的な構成になりがちです。しかし、瞑想の森はその印象を大きく変えています。
伊東氏が2006年の講演で説明した設計の背景には、周辺の里山と地形への意識がありました。
敷地には、もともとため池として使われていた池があり、その周囲には里山が広がっています。伊東氏は、この地形との関係から、自然の起伏を思わせる屋根の形状を発想しました。
屋根は構造設計者の佐々木睦朗氏による構造シミュレーションを経て形状が調整されました。水や風によって地形が少しずつ変化するようなプロセスを、構造解析によって建築の曲面に反映させたものです。
雲が流れるような曲線と空間構成
完成した屋根は、空から舞い降りた鳥を思わせる軽やかな形状を持っています。屋根がくぼみながら柱へと変化し、細くなって地面に接する構成も特徴的です。
一方、床には大理石が用いられ、床面が立ち上がることで壁を形成しています。屋根と床という異なる要素が空間を構成し、静けさを感じられる環境を生み出しています。
火葬場という用途を考えれば、建築の役割は単なる見た目の美しさではありません。遺族が故人と最後の時間を過ごし、火葬を待ち、収骨へ向かう一連の行動を落ち着いて受け止められる空間であることが求められます。
瞑想の森では、告別室、炉前ホール、待合室、収骨室という流れを明確にしながら、自然を感じられる空間づくりを両立しています。
受賞歴から見る建築の評価
各務原市の公式案内では、市営斎場が平成20年度のBCS賞(建築業協会賞)を受賞したことが紹介されています。
評価されたのは、空を流れる雲をイメージしたRC自由曲面シェルの大屋根と、周囲の自然のランドスケープに溶け込む独創的な外観です。
また、公園墓地そのものも2012年に土木学会デザイン賞を受賞しています。
つまり、瞑想の森は斎場の建築だけが評価されているのではありません。墓地を含む敷地全体の環境設計にも評価の実績があります。
施設の評判を考える際には、インターネット上の口コミ評価と、こうした建築・土木分野の受賞実績を区別することが大切です。受賞歴は公的に確認できる評価ですが、利用者全体の満足度を数値化したものではありません。
【料金比較】火葬料金・待合室使用料・墓地使用料はいくら?
瞑想の森を利用する際に気になるのが費用です。火葬料金、待合室使用料、一般墓地使用料、合葬式墓地使用料は、それぞれ異なる制度で設定されています。
特に火葬料金は、申請者の住所ではなく、原則として亡くなった方の住民登録が各務原市内にあったかどうかによって区分されます。
市営斎場の火葬料金
各務原市の2026年10月時点の死亡届案内に掲載されている火葬料金は次のとおりです。
| 利用区分 | 各務原市民 | 市外の方 |
|---|---|---|
| 満12歳以上 | 10,000円 | 40,000円 |
| 満12歳未満 | 8,000円 | 32,000円 |
| 死産児 | 5,000円 | 20,000円 |
| 胞衣・産汚物 | 3,000円 | 12,000円 |
| 身体の一部 | 3,000円 | 12,000円 |
各務原市民と市外利用者では、火葬料金に4倍の差があります。葬儀費用全体を見積もる際には、故人の住民登録地を確認しておく必要があります。
待合室の使用料金
火葬中の待ち時間を過ごす待合室は、部屋ごとに定員が異なります。料金は1回の利用につき設定されています。
- 和室(33畳・48席):市民3,000円、市外12,000円
- 洋室1(54㎡・24席):市民3,000円、市外12,000円
- 洋室2(50㎡・21席):市民3,000円、市外12,000円
- 待合ロビー:無料
会葬者が多い場合や、親族でまとまって過ごしたい場合には待合室の予約が便利です。一方、費用を抑えたい場合は無料の待合ロビーも選択できます。
一般墓地の使用料と年間管理料
一般墓地の使用料は、原則として1㎡当たり20万円です。
令和8年度の募集では、次の3種類の区画が用意されました。
- 1.5㎡:30万円
- 3.00㎡:60万円
- 6.48㎡:129万6,000円
これに加えて、年間2,000円の管理料が必要です。令和8年度から令和9年度までの2年分として4,000円を前納し、令和10年度以降は3年分をまとめて前納する仕組みです。
なお、墓石の建立費用は別途必要です。管理料には使用区画の除草や清掃など、使用者自身が行う維持管理まで含まれるわけではありません。
ペットの火葬料金
瞑想の森 市営斎場では、犬や猫などの死亡動物の火葬にも対応しています。
各務原市の案内によると、使用料は1体につき市内の方が3,000円、市外の方が12,000円です。
ペットの火葬は通常の死亡者の火葬とは申請手続きが異なります。火葬許可申請と料金の支払いを済ませ、発行された火葬場使用許可証を持って施設へ向かいます。
【2026年度最新】一般墓地の募集状況と申込条件を徹底解説
各務原市の公園墓地 瞑想の森では、一般墓地の新規使用者を年度ごとに募集しています。
2026年10月30日現在、令和8年度の一般墓地募集は終了しています。市の公式募集ページでは、募集終了が明記されています。
2026年度の募集区画と受付日程
令和8年度は、墓地使用者から返還された区画を対象に、次の募集が行われました。
- 1.5㎡タイプ:15区画、使用料30万円
- 3.00㎡タイプ:5区画、使用料60万円
- 6.48㎡タイプ:5区画、使用料129万6,000円
募集総数は25区画です。
申込受付期間は2026年7月22日から8月7日まで。各務原市役所2階の環境政策課窓口で、平日の午前8時45分から午後4時30分まで受け付けられました。
その後、8月19日に各務原市役所で公開抽選が実施されました。募集区画は先着順ではなく、抽選によって決定する方式です。
一般墓地に申し込める人の条件
各務原市の募集要項では、以下の条件をすべて満たすことが求められています。
- 各務原市内に1年以上居住している世帯主であること。
- 分骨を除く遺骨を所持し、その遺骨を祀るために墓地を必要としていること。改葬の場合も含む。
- 現在、各務原市営墓地の使用許可を受けていないこと。
- 使用許可後2年以内に墓碑を建立できること。
特に注意したいのは、単に各務原市に住んでいれば誰でも申し込めるわけではない点です。遺骨を所持していることや、世帯主であることなど、複数の条件が設定されています。
また、2年以内に墓碑を建立できない場合は、使用許可が取り消される可能性があります。
申し込みに必要な書類
2026年度の一般墓地募集では、次の書類が案内されていました。
- 一般墓地使用申込書
- 申込者が世帯主であることを確認できる住民票(市による住民登録確認に同意する場合は省略可能)
- 申込者と死亡者の続柄が分かる戸籍謄本
- 埋火葬許可証の写し、または埋蔵・収蔵証明書
同一人物による複数申込は認められておらず、申込内容や証明書類に虚偽があった場合も無効となります。
2027年度以降の募集はいつから?
各務原市の施設案内によると、一般墓地の新規募集は例年6月下旬から7月上旬ごろに広報紙と市ウェブサイトで案内されます。
ただし、これは例年の案内時期であり、2027年度の具体的な受付日や募集区画数が確定したという意味ではありません。
次回の募集を希望する場合は、春から初夏にかけて市の公式発表を確認し、募集区画の位置図や応募のしおりを入手しておくと準備を進めやすくなります。
【合葬式墓地】8万円で利用できる?一般墓地との違いと申込方法
一般墓地の募集が終了していても、瞑想の森には別の選択肢があります。それが合葬式墓地です。
合葬式墓地は、個人や家族ごとに墓石を建立する一般墓地とは異なり、複数の人の焼骨を一つのお墓に共同で埋蔵する形式です。
墓地を継ぐ人がいない、将来の墓守に不安がある、墓石の建立費用を抑えたいといった事情に対応するために整備されました。
合葬式墓地の料金は1区画8万円
各務原市が公表している合葬式墓地の使用料は、1区画8万円です。
一般墓地のように個別の墓碑を建てる必要がなく、墓碑の建立費用も不要です。宗旨・宗派も問いません。
使用料は一回限りで、使用許可によって取得するのは墓地区画の使用権です。施設そのものの所有権を取得するわけではなく、使用権を他人へ譲渡・転売することもできません。
納骨後20年間は骨壺で保管される
合葬式墓地の大きな特徴は、納骨後すぐに他の焼骨と混ぜる方式ではないことです。
各務原市の説明では、納骨された焼骨は最初の20年間、納骨室で骨壺のまま保管されます。
21年目からは骨壺から取り出され、他の焼骨とともに合葬室へ埋蔵されます。
納骨室と合葬室には遺族が立ち入れません。納骨時には管理事務所で職員が骨壺を預かり、所定の場所に埋蔵する仕組みです。
納骨できる骨壺は4寸以下で、幅・奥行き約14.5cm、高さ約17cmが目安です。大きな骨壺から移し替える場合は、遺族側で対応する必要があります。
合葬式墓地の申し込み条件
2026年10月1日更新の各務原市公式申込案内では、申込資格として次の条件が定められています。
- 申込者が祭祀を主宰する者であること。
- 親族の納骨すべき焼骨を所持していること。
- 各務原市に1年以上継続して居住している、または所持する焼骨が各務原市にゆかりのある人のものであること。
- 各務原市営一般墓地の使用許可を受けていないこと。
ここでいう各務原市にゆかりのある人とは、1年以上継続して市内に居住していた人、または1年以上継続して市内に本籍があった人などを指します。
ただし、焼骨の所持と申請者自身の生前予約を組み合わせる申込区分Bでは、申請者本人が市内に1年以上継続して居住している必要があります。
また、分骨による申し込みはできません。
2026年の申込方法は窓口とオンラインに対応
合葬式墓地は一般墓地のような年度ごとの抽選募集とは異なり、随時申し込みが可能です。
申請の流れは次のとおりです。
- 環境政策課窓口または市の公式ページで申込案内を入手する。
- 必要書類を準備する。
- 各務原市役所2階の環境政策課窓口、またはオンライン申請フォームから申し込む。
- 市から送付される納入通知書に従って使用料を納付する。
- 使用許可証を受け取る。
- 納骨日時を予約し、指定日に納骨する。
市の案内によると、必要書類の確認後、納入通知書が届くまでには土日祝日を除いて1週間から10日程度、入金後に使用許可証が交付されるまでには2週間から1カ月程度かかる場合があります。
納骨日は土日祝日を除き、月4~5日程度設定されています。希望日にすぐ納骨できるとは限らないため、余裕を持った手続きが必要です。
一般墓地と合葬式墓地の違いを比較
両者の違いを整理すると、次のようになります。
- 一般墓地:個別の墓地区画を使用し、墓碑を建立する形式。継承や日常的な管理が必要。
- 合葬式墓地:共同の墓所に埋蔵する形式。墓碑の建立や墓守の負担を抑えられる。
- 一般墓地の使用料:1㎡当たり20万円。別途年間2,000円の管理料。
- 合葬式墓地の使用料:1区画8万円の一回払い。
ただし、合葬式墓地では21年目以降に他の焼骨と合祀されるため、個別の焼骨を取り出せなくなる点を理解しておく必要があります。
費用だけでなく、将来の供養方法や親族の意向まで含めて選択することが大切です。

【アクセス・見学方法】駐車場111台・休館日・見学時間を確認
瞑想の森を訪れる場合は、市営斎場と公園墓地のどちらを目的地にするかを先に確認しましょう。
所在地と交通アクセス
市営斎場の所在地は、岐阜県各務原市那加扇平2番地5です。公園墓地は同2番地3にあります。
交通手段は次のとおりです。
- 名鉄各務原線:新那加駅から徒歩約40分。
- JR高山本線:那加駅から徒歩約40分。
- 自動車:東海北陸自動車道・岐阜各務原ICから約15分。
- バス:各務原ふれあいバス「瞑想の森」停留所で下車。
鉄道駅からは徒歩40分程度かかるため、公共交通機関を利用する場合は、各務原ふれあいバスの運行状況を事前に確認しておくと安心です。
駐車場の台数は施設ごとに異なる
駐車場の情報は、斎場と墓地を混同しないように注意してください。
- 市営斎場:普通乗用車105台、マイクロバス2台。
- 公園墓地:上段21台、下段90台、合計111台。
公園墓地では墓地内への一般車両の乗り入れが禁止されています。工事関係車両を除き、車で区画の近くまで入ることはできません。
また、一般墓地の使用者には区画の除草や清掃などの維持管理義務があります。墓参りの際には、歩いて移動することを前提に予定を立てておきましょう。
市営斎場の開館時間と休館日
市営斎場の通常の開館時間は、午前8時30分から午後5時15分までです。
休館日は1月1日と友引の日です。
ただし、施設の開館時間と一般見学ができる時間は異なります。建築を見学したい人は、次の見学条件を確認してください。
一般見学は午前9時から9時30分まで
各務原市が案内する市営斎場の見学時間は、午前9時から午前9時30分までです。
1月1日と友引の日は見学できません。また、見学時間外は斎場の外から建物を見学することもできないと案内されています。
見学申請の条件は次のとおりです。
- 2人以下:見学申請書は不要。
- 3人以上:見学日の1週間前までに申請書をメールまたはファクスで提出。
- 申請書提出後:環境政策課へ確認の電話が必要。
見学当日は斎場事務室に立ち寄り、職員の指示に従って見学します。職員による施設の解説はありませんが、施設の写真撮影には制限がないとされています。
なお、葬儀や火葬を行う利用者がいる施設です。建築見学を目的に訪れる場合も、施設の運営と利用者への配慮が欠かせません。
【火葬予約・利用方法】申し込みから収骨までの流れと注意点
瞑想の森 市営斎場で火葬を利用する場合、一般墓地の申し込みとは別の手続きが必要です。
火葬の時間帯と予約枠
死亡者および死産児の火葬は、午前10時から午後3時30分まで、30分ごとに実施されます。
火葬枠は1日12件です。希望日時がある場合は、葬祭業者や市民課などを通じて早めに調整してください。
予約と使用許可申請の方法
各務原市の案内では、火葬時間の予約は、登録された葬祭業者を通じて斎場予約システムを利用する方法と、市役所へ直接電話する方法が示されています。
市役所へ直接電話する場合、平日の開庁時間は市民課(058-383-1078)が窓口です。夜間・休日は市役所中央管理室(058-383-1111)が受け付けます。
火葬場使用申請は、死亡届の手続きと同時に行うのが基本です。すでに他市町村で死亡届を提出している場合は、埋火葬許可証を提示します。
死亡届の受付は平日午前8時45分から午後4時30分までです。夜間休日の受付にも対応していますが、夜間に届出をした場合、火葬許可証などの発行は翌日になります。
火葬当日の流れと収骨までの時間
火葬当日は、予約した時間に施設へ到着し、埋火葬許可証と火葬場使用許可証を職員に提出します。
火葬に使用する棺にはサイズ制限があり、高さ55cm以下、幅60cm以下、長さ200cm以下とされています。
収骨は、火葬納棺から約100分後が目安です。遺体の状態などによって前後するため、実際の案内に従ってください。
待合室を予約していない場合でも、無料の待合ロビーで収骨まで待つことができます。
なお、胞衣や産汚物、身体の一部、犬・猫などの死亡動物については、通常の死亡者・死産児とは異なり、火葬時間の予約は不要とされています。ただし、事前の使用申請は必要です。
火葬の予約方法や申請に関する問い合わせは、各務原市の市民課または市営斎場へ確認すると手続きがスムーズです。
【プロの結論】瞑想の森の本当の価値と利用前に知っておきたい判断基準
瞑想の森の特徴は、著名建築家によるデザインだけではありません。火葬、墓地、納骨、将来の墓地管理という一連の問題を、一つの市営施設群で考えられる点にあります。
とりわけ注目したいのは、一般墓地と合葬式墓地という異なる供養方法が用意されていることです。
一般墓地が向いている人
- 家族や親族で個別のお墓を守っていきたい人。
- 個別の墓碑を建立し、継続的に墓参りしたい人。
- 市内居住期間や遺骨所持などの応募条件を満たしている人。
- 墓碑建立費用や年間管理料を負担できる人。
合葬式墓地が向いている人
- 将来の墓地承継に不安がある人。
- 墓石の建立や日常的な墓守の負担を減らしたい人。
- 個別保管期間終了後に他の焼骨と合祀されることを受け入れられる人。
- 各務原市の申込資格を満たしている人。
利用前に慎重に検討したいポイント
一般墓地は、使用料だけで判断できません。墓石の建立費用、年間管理料、清掃や草取りなどの維持管理、将来の承継者まで考える必要があります。
合葬式墓地も同様です。8万円という比較的利用しやすい使用料が魅力ですが、21年目以降は他の焼骨と一緒に合祀されます。後から個別の焼骨を取り出したいと考えても対応できないため、家族間で十分に話し合うことが大切です。
また、火葬場としての利用と建築見学では、施設を訪れる目的も異なります。一般見学は時間が限られ、通常の観光施設のように自由に出入りできる場所ではありません。
建築作品としての評価と、市営施設としての実用性を分けて考えることが、瞑想の森を正しく理解するポイントです。
【よくある質問】瞑想の森に関するFAQ
Q1:瞑想の森はどこにありますか?
A1:岐阜県各務原市那加扇平にあります。市営斎場は那加扇平2番地5、公園墓地は那加扇平2番地3です。
Q2:瞑想の森の設計者は誰ですか?
A2:世界的な建築家の伊東豊雄氏です。自然の地形を思わせる自由曲面の大屋根が特徴で、2008年度にはBCS賞を受賞しています。
Q3:2026年度の一般墓地募集はまだ申し込めますか?
A3:2026年10月30日現在、令和8年度の募集は終了しています。次回の募集は市の広報紙や公式ウェブサイトで確認してください。
Q4:合葬式墓地の料金はいくらですか?
A4:1区画8万円です。一回限りの使用料で、墓碑の建立費用は必要ありません。納骨後20年間は骨壺で保管され、21年目から他の焼骨と合祀されます。
Q5:市外に住んでいても墓地を申し込めますか?
A5:一般墓地は市内に1年以上居住している世帯主であることなどが条件です。合葬式墓地は、市内にゆかりのある方の焼骨を所持している場合など、別の申込条件があります。
Q6:市営斎場の火葬料金はいくらですか?
A6:満12歳以上の場合、死亡者の住民登録が各務原市内なら1万円、市外なら4万円です。12歳未満や死産児は別料金です。
Q7:瞑想の森の見学は何時からできますか?
A7:市営斎場の一般見学時間は午前9時から9時30分までです。1月1日と友引の日は見学できません。3人以上の団体は1週間前までの申請が必要です。
Q8:駐車場は何台ありますか?
A8:市営斎場には普通乗用車105台とマイクロバス2台、公園墓地には合計111台分の駐車場があります。
Q9:合葬式墓地は年間管理料が必要ですか?
A9:市の案内では、合葬式墓地の使用料は1区画8万円の一回払いとして案内されています。一般墓地のような年間2,000円の管理料とは制度が異なります。詳細は環境政策課へ確認してください。
Q10:火葬の予約は個人でもできますか?
A10:各務原市役所へ直接電話して火葬時間を予約する方法が案内されています。また、登録された葬祭業者を通じて予約システムを利用する方法もあります。
まとめ:瞑想の森は建築・火葬・墓地の3つの視点で理解する
岐阜県各務原市の瞑想の森は、伊東豊雄氏が設計した市営斎場と公園墓地が一体となった施設です。自然の地形を思わせる大屋根は建築作品として高く評価され、斎場は2008年度のBCS賞、公園墓地は2012年の土木学会デザイン賞を受賞しています。
2026年10月現在、一般墓地の令和8年度募集は終了していますが、合葬式墓地は随時申し込みが可能です。一般墓地は1㎡当たり20万円と年間2,000円の管理料、合葬式墓地は一回8万円という違いがあり、供養の方法や将来の管理負担も大きく異なります。
火葬料金は各務原市民と市外利用者で異なり、施設見学も午前9時から9時30分までに限られています。アクセスや駐車場、休館日なども事前に確認しておくと安心です。
墓地を選ぶ際には、目先の使用料だけでなく、家族による継承、維持管理、将来の納骨方法まで考える必要があります。瞑想の森は、建築の美しさとともに、こうした人生の最終段階に関わる選択肢を考える場所でもあります。
2027年度以降の一般墓地募集や使用条件の変更については、各務原市の最新の公式発表を確認しながら、希望する供養方法に合った施設利用を検討してください。
編集上の補足: 記事の主要な根拠は、各務原市公式ウェブサイトの2026年6月30日・8月20日・10月1日更新資料、および伊東豊雄氏本人の2006年講演記録です。特に2026年度一般墓地募集の終了、火葬料金、合葬式墓地の申込条件は、記事公開時点の情報として反映しています。 (出典: 瞑想 の 森(Yahoo!ニュース))