【順天堂大学大学院を修了】進学理由は45歳で自己ベストを更新したことだった
猫ひろしが順天堂大学大学院に進学したのは2024年。専攻はスポーツ健康科学研究科で、修士課程にあたる博士前期課程で学んだ。
意外なのは、進学のきっかけがマラソンの成績にあったことだ。
スポニチの2026年1月26日の報道によると、猫ひろしは45歳だった2023年の東京マラソンで自己ベストを更新した経験から、年齢を重ねてもタイムが伸びた理由に疑問を持ったという。
本人はラジオ番組で、次のように進学の動機を説明している。
「何で45歳でタイムが出るんだろうって、不思議に思って。ちょっと研究してみようかなって」
単に学歴を増やすための進学ではなかった。自分自身の身体と競技記録を研究対象にして、長年の経験を科学的に説明しようとしたのである。
研究テーマは18年間の競技データと加齢の関係
猫ひろしが取り組んだ研究のテーマは、18年間にわたる競技データと生理指標を分析し、年齢によって最大酸素摂取量が低下していく中でも、マラソンの記録を維持・向上できた要因を運動生理学の観点から明らかにすることだった。
最大酸素摂取量は、運動中に身体が取り込んで利用できる酸素量を示す指標で、持久力を評価する際に使われる。
一般的に、加齢によって持久力に関係する身体機能は変化する。しかし、トレーニングの内容や練習量、回復方法、体重管理などによって競技パフォーマンスを維持できる可能性がある。
猫ひろしは、自分が走ってきた18年間を研究材料として扱った。
2026年2月22日には修士課程の修了が決まったと報告。3月にはアカデミックガウン姿で修了を公表している。
大学院生活については、後半の研究が特に大変だったと振り返り、周囲の教授や先輩、友人、家族への感謝も伝えた。
大学院修了後は学びを実践する段階へ
注目したいのは、大学院修了をゴールにしていないことだ。
2026年3月には、自身が主催するお笑いライブで、年齢を重ねても競技力を維持・向上させる方法を笑いを交えながら発表したいと明かしていた。
さらに、3月15日までに大学院修了を報告した際には、元中日ドラゴンズの石川駿氏とのツーショットも公開。大学院でできた交流関係も紹介している。
芸人として培った伝える力と、研究によって身につけたスポーツ科学の知識。この2つを組み合わせられることは、猫ひろしならではの強みだ。
【東京マラソン2026】猫ひろしの記録は2時間31分17秒!自己ベストとの違い
2026年3月1日に開催された東京マラソン2026で、猫ひろしはフルマラソンを完走した。
記録は2時間31分17秒、総合243位。
48歳で42.195キロを走り切ったことに加え、今回も自己ベスト更新を目指していた点が注目された。
東京マラソン2026で自己ベスト更新はならず
レース後、猫ひろしは自身のXで結果を報告した。
目標にしていたのは2時間27分切り。しかし、記録更新には届かなかった。
レース展開については、37キロ地点までは1キロ3分30秒ペースを維持できたものの、その後は身体が大きく揺れるような感覚になり、最後の5キロは苦しい展開になったと説明している。
それでも、本人は挑戦できたことへの満足感を示し、再び自己ベストを目指す姿勢を明らかにした。
48歳という年齢を考えれば、記録を追うこと自体が簡単ではない。だからこそ、途中まで目標ペースを維持したという事実にも競技者としての意地が表れている。
猫ひろしのマラソン自己ベストは2時間27分02秒
東京マラソン2026の2時間31分17秒と比較したいのが、2023年に記録した自己ベストだ。
| 大会・年度 | 記録 | 内容 |
|---|---|---|
| 東京マラソン2023 | 2時間27分02秒 | 自己ベスト |
| 東京マラソン2024 | 2時間29分29秒 | 完走 |
| 東京マラソン2025 | 2時間29分40秒 | 完走 |
| 東京マラソン2026 | 2時間31分17秒 | 総合243位 |
2026年の記録は自己ベストより4分15秒遅い。ただし、2023年に45歳で自己ベストを更新したこと自体が、大学院進学の大きな動機になっている。
なお、古いプロフィールには2015年の記録がベストタイムとして掲載されている場合もある。2026年の報道や大会紹介で確認できる最新の自己ベストは、2023年の2時間27分02秒だ。
48歳でも走り続ける理由
猫ひろしのマラソンは、単に芸能人が趣味で走っているというものではない。
2008年から本格的に取り組み、2010年にはサブスリーを達成。カンボジア代表として国際大会に出場し、リオ五輪にもたどり着いた。
その経験を踏まえ、現在は競技者としての記録だけでなく、年齢と身体能力の関係にも関心を向けている。
大学院で学んだ知識を実際のトレーニングに生かすことは、今後の競技活動を考えるうえでも大きな意味を持つ。
【国籍の真相】猫ひろしはカンボジア人?日本国籍と永住権の違い
猫ひろしの現在を調べる人が特に気にしているのが国籍問題だ。
結論から整理すると、2026年1月のラジオ番組でも本人はカンボジア人と説明しており、日本の永住権を取得して日本を生活の拠点にしている。
日本に住んでいるからといって、日本国籍に戻ったわけではない。
なぜ日本からカンボジアへ国籍を変更したのか
国籍変更の背景には、オリンピックへの強い憧れがあった。
猫ひろしは30歳を過ぎてからマラソンに本格的に取り組み、2010年にはフルマラソンで3時間を切る実力を身につけていた。
そのころ出演したインターネット番組で、堀江貴文氏から外国の代表としてオリンピックに出場するというアイデアを提案されたことが転機になった。
朝日新聞GLOBE+の2020年のインタビューでは、本人が当時の経緯を詳しく説明している。
当時のカンボジア男子マラソンの代表選考水準と、自身の記録が近かったことも、決断を後押しした。
そして2011年11月、オリンピック出場を目指してカンボジア国籍を取得した。
ロンドン五輪出場は取り消し、リオ五輪で夢を実現
国籍変更後、猫ひろしは2012年のロンドンオリンピックでカンボジア代表に選ばれた。
しかし、国際陸上競技連盟の参加資格に関する規定を満たしていないと判断され、出場は実現しなかった。
一時的に代表に選ばれたものの、オリンピックの舞台に立つことはできなかったのである。
それでもマラソンを辞めず、カンボジア代表として競技を続けた。
そして2016年8月21日、リオデジャネイロオリンピック男子マラソンに出場。記録は2時間45分55秒で、139位で完走した。
この結果は、国籍変更から約5年にわたって競技を続けてきた挑戦の到達点だった。
日本国籍に戻った?2026年の本人の説明
この疑問については、2026年1月26日のニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」の内容が参考になる。
番組公式ブログでは、国籍について質問された猫ひろしが「カンボジア人です」と回答したことが紹介されている。
つまり、少なくとも2026年1月時点で、本人はカンボジア人として説明している。日本国籍に戻ったという発表も確認されていない。
日本の永住権とは何が違う?
ここで混同しやすいのが、国籍と永住権の違いだ。
| 項目 | 猫ひろしの状況 | 意味 |
|---|---|---|
| 国籍 | カンボジア | 本人が2026年のラジオで説明 |
| 日本の永住権 | 取得済み | 日本に長期的に居住するための在留資格 |
| 日本での生活 | 日本が拠点 | 芸能活動や日常生活を日本で行う |
| カンボジアとの関係 | 継続 | 競技・大会・支援活動などで交流 |
日本の永住権は、日本国籍を取得する帰化とは異なる。
永住者は日本に長期間住むことができる在留資格を持つが、それだけで日本国籍を取得したことにはならない。
猫ひろしの場合も、カンボジア国籍と日本の永住権は別々のものとして理解する必要がある。
朝日新聞GLOBE+の2020年の本人インタビューでも、日本の永住権を取得したことと、カンボジア人として生きていく考えが語られている。2026年1月のニッポン放送の番組でも同じ国籍が確認されている。
【経歴・年表】猫ひろしの芸人デビューからリオ五輪、2026年まで
猫ひろしの経歴を理解するには、芸能活動とマラソンの挑戦を別々に考えるより、両者が並行して進んできたことに注目すると分かりやすい。
| 年 | 出来事 | 意味・転機 |
|---|---|---|
| 2001年 | 芸人活動を開始 | 芸能界でのキャリアが始まる |
| 2003年 | ワハハ本舗に所属 | 芸人として本格的に活動 |
| 2008年 | 東京マラソンで本格的に挑戦 | マラソン人生の出発点 |
| 2010年 | フルマラソンでサブスリー達成 | 競技者として実力を伸ばす |
| 2011年 | カンボジア国籍を取得 | 五輪出場への大きな決断 |
| 2012年 | ロンドン五輪出場が実現せず | 参加資格をめぐる問題 |
| 2016年 | リオ五輪男子マラソン出場 | カンボジア代表として完走 |
| 2023年 | 東京マラソンで2時間27分02秒 | 45歳で自己ベスト更新 |
| 2024年 | 順天堂大学大学院に入学 | 自身の競技経験を研究 |
| 2026年2〜3月 | 修士課程修了 | スポーツ健康科学を修める |
| 2026年3月 | 東京マラソン2時間31分17秒 | 48歳で完走 |
この経歴から分かるのは、リオ五輪がキャリアの終着点ではなかったことだ。
2012年のロンドン五輪出場が消えた後も競技を続け、2016年に念願のオリンピック出場を実現。その後も自己ベスト更新を目指し、45歳で記録を伸ばした経験から大学院へ進学している。
芸人としての知名度を競技に生かし、競技で得た経験を研究や講演に生かす。この循環が、猫ひろしのキャリアを特徴づけている。
【カンボジア支援活動】現在も続けるランニングシューズの寄付
猫ひろしとカンボジアの関係は、オリンピック出場だけで終わっていない。
2026年7月22日公開のラジオ日本提供記事では、猫ひろしが長年続けているカンボジア支援活動が紹介された。
その内容は、日本で使われなくなったランニングシューズを集め、カンボジアの代表選手や子どもたちに届ける活動だ。
日本の中古シューズを現地の選手や子どもたちへ
カンボジアではランニングシューズが非常に高価で、競技を続けるための道具をそろえることが簡単ではない。
一方、日本では、まだ十分に履けるシューズでもサイズが合わなくなったり、新しいモデルを購入したりすることで使われなくなる場合がある。
猫ひろしは、こうしたシューズを日本のランナーから譲り受け、現地に届けている。
ラジオ日本の番組紹介によると、一度に運ぶシューズは約40足。スーツケースに詰めて、自分の手荷物としてカンボジアまで運んでいるという。
さらに特徴的なのは、単に物資を送るだけではないことだ。
現地の競技場や学校を訪問し、代表選手や子どもたちにできるだけ直接手渡すことを大切にしている。受け取った人たちとの交流も、活動を続ける理由になっているという。
2016年にも報じられていた慈善活動
実は、こうした支援は2026年に始まったものではない。
2016年8月のITmediaの報道では、日本の衣料メーカーの協力を得て、カンボジア国内の恵まれない子どもたちに靴下をプレゼントする慈善事業を行っていたことが紹介されている。
また、同年のオリコンの報道では、リオ五輪出場決定後、猫ひろし本人がカンボジアのマラソン競技のレベルアップに経験を生かして協力したいという意向を示していた。
こうした活動を見ると、カンボジア国籍の取得が単なるオリンピック出場のためだけの出来事ではなかったことが分かる。
現在も日本とカンボジアを行き来しながら、競技を通じて築いたつながりを支援活動に生かしている。
2026年の芸能活動も継続中
一方、日本での芸能活動も止まっていない。
猫ひろしの公式ホームページには、2026年の活動として次のような情報が掲載されている。
- いちはらケーブルテレビ『猫ひろしのねこの手も借りたい』
- レインボータウンFM『猫ひろし キバRUNラジオ』
- テレビ東京『晩酌の流儀5』への出演
- 地元・千葉県市原市のイベントへの参加
- ランニング関連のトークライブや大会への参加
また、2026年10月27日には、テレビ東京『晩酌の流儀』第7話への出演告知も掲載された。10月30日にはランニングをテーマにしたトークライブの開催情報も公開されている。
芸人、ランナー、大学院修了者、カンボジア支援活動の実践者という複数の顔を持ち、活動を続けていることが公式情報からも読み取れる。
【プロの結論】猫ひろしの現在から分かる3つの注目ポイント
猫ひろしの2026年の活動を振り返ると、注目すべき点は単なる大学院修了やマラソンのタイム更新だけではない。
1. 五輪出場後も競技者として成長を続けている
リオ五輪出場は大きな実績だが、その後もマラソンへの挑戦を継続している。
特に45歳で自己ベストを更新した経験は、年齢によって競技力が決まるわけではないことを、自身の実績で示した出来事だった。
2. 経験を学問に変えたことに価値がある
18年間の競技データを大学院で研究したことは、芸能人の学歴ニュースだけでは片付けられない。
自分の経験を客観的なデータとして振り返り、科学的な知識に結びつけた点に意味がある。
今後は講演やランニングイベントなどで、その知識を伝える機会も期待できる。
3. カンボジアとの関係を具体的な支援に結びつけている
国籍変更については、オリンピック出場を目指すための決断という側面が大きく報じられてきた。
しかし、2026年のシューズ寄付活動を見ると、競技を通じて築いた人間関係を現地の選手や子どもたちに還元していることが分かる。
特に、日本で使われなくなったシューズを現地へ直接届けるという活動は、本人の競技経験と国際的なつながりがあってこそ実現できるものだ。
猫ひろしの現在を理解するうえで重要なのは、五輪に出場した芸人という過去の肩書きだけで判断しないこと。 2026年には、研究、競技、芸能、国際交流という複数の活動が結びついている。
【猫ひろしの現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:猫ひろしは2026年現在、何をしている?
A1:日本を拠点に、お笑い芸人・タレント・マラソンランナーとして活動している。2026年3月には順天堂大学大学院を修了し、東京マラソンにも出場。テレビ、ラジオ、ライブ、講演、カンボジア支援活動にも取り組んでいる。
Q2:猫ひろしは順天堂大学大学院を修了した?
A2:はい。2024年に順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科へ入学し、2026年3月に修士課程を修了した。18年間の競技データをもとに、加齢とマラソン競技力の関係を研究した。
Q3:猫ひろしの現在の国籍は日本?
A3:本人は2026年1月のニッポン放送の番組で、カンボジア人と説明している。日本の永住権は取得しているが、永住権は日本国籍とは異なる。
Q4:猫ひろしの東京マラソン2026の記録は?
A4:2時間31分17秒で完走し、総合243位だった。自己ベストは2023年の東京マラソンで記録した2時間27分02秒。
Q5:猫ひろしはカンボジアで支援活動をしている?
A5:はい。日本のランナーから使わなくなったランニングシューズを譲り受け、カンボジアの代表選手や子どもたちに寄付している。2026年7月のラジオ日本の番組紹介でも、約40足を自ら運び、現地で直接手渡す活動が紹介された。
まとめ:猫ひろしの現在は挑戦を続ける芸人・ランナー
2026年10月現在、猫ひろしは日本を拠点に芸能活動とマラソン競技を続けている。
2026年の大きな出来事は、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科の修了と、東京マラソン2026での2時間31分17秒という記録だ。
国籍については、2011年にカンボジア国籍を取得し、2016年のリオ五輪にカンボジア代表として出場。現在も本人はカンボジア人と説明しており、日本の永住権を取得して日本で生活している。
さらに、カンボジアの選手や子どもたちへのランニングシューズ寄付など、五輪出場後も現地との関係を大切にしている。
芸人として笑いを届けること、ランナーとして記録に挑戦すること、そして自分の経験を研究や支援活動に生かすこと。
この3つを並行して続けているのが、猫ひろしの現在だ。48歳で大学院を修了し、なお自己ベストを目指して走り続ける姿は、年齢を重ねても新しい挑戦を始められることを示している。 (出典: 猫 ひろし 現在(Yahoo!ニュース))