お笑い第七世代とは誰?2018年の誕生から2026年の現在地まで徹底解説
「お笑い第七世代」とは、霜降り明星、ハナコ、EXIT、四千頭身、宮下草薙、かが屋、ぺこぱ、ゆりやんレトリィバァなど、2010年代後半に注目を集めた若手芸人を中心とする呼称です。発端は2018年12月、霜降り明星のせいやがラジオ番組で口にした「第七世代」という言葉でした。翌2019年にはテレビ番組やメディアが積極的に取り上げ、若手芸人を象徴する一大ブームへと発展します。
しかし、2021年ごろから「第七世代」という言葉を冠した番組や企画は減少。2025年には、せいや自身が「第7世代でくくられてたメンバー、マジで会わんようになったな」と語り、2026年にはテレビでの過剰な世代分けについても振り返っています。では、第七世代は本当に消えてしまったのでしょうか。誕生の経緯、代表芸人の顔ぶれ、ブーム終焉の背景、そして2026年現在の活動を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 誕生の由来:2018年12月22日、霜降り明星・せいやがABCラジオで「第七世代」という言葉を提案したことが発端。
- 代表芸人:霜降り明星、ハナコ、EXIT、四千頭身、宮下草薙、かが屋、ぺこぱ、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロインなど。
- ブームの変化:2019~2020年にテレビで大きく取り上げられ、2021年ごろから世代名としての露出が減少。
- 2025年の本人発言:せいやと粗品が、以前のように第七世代の芸人同士で会う機会が減ったことをラジオで語った。
- 2026年の現在:世代の呼称は過去のブームを振り返る言葉になった一方、霜降り明星やハナコをはじめ、各芸人は独自の活動を続けている。
【まず結論】お笑い第七世代とは誰を指す?定義と代表メンバー一覧
お笑い第七世代とは、2010年代後半に台頭した若手芸人を中心に、テレビやメディアが使用した世代的な呼称です。
一般的には、平成生まれや20代を中心とした新しい世代の芸人を指します。ただし、年齢や芸歴による公式な区分は存在しません。所属事務所やテレビ局が正式に認定したメンバー制度でもなく、番組や報道によって対象者が変わっていました。
代表的なお笑い第七世代の芸人
当時の報道やテレビ番組で第七世代として紹介されることが多かった芸人は、次のとおりです。
- 霜降り明星:せいや・粗品
- ハナコ:秋山寛貴・岡部大・菊田竜大
- EXIT:りんたろー。・兼近大樹
- 四千頭身:後藤拓実・都築拓紀・石橋遼大
- 宮下草薙:宮下兼史鷹・草薙航基
- かが屋:加賀翔・賀屋壮也
- ぺこぱ:シュウペイ・松陰寺太勇
- ゆりやんレトリィバァ:ピン芸人
- 3時のヒロイン:福田麻貴・かなで・ゆめっち
このほか、納言やぼる塾なども第七世代をめぐる番組企画や報道で名前が挙がりました。
第七世代に共通していた特徴
当時の第七世代には、従来のテレビバラエティーで目立っていた先輩芸人とは異なる雰囲気がありました。
特徴の一つは、若い視聴者にも伝わりやすいキャラクターや会話のテンポです。SNSとの親和性が高く、テレビだけでなくインターネット上でも知名度を広げる芸人が目立ちました。
また、漫才やコントの実力を賞レースで証明した芸人が複数いたことも、ブームを後押ししました。
ただし、全員が同じ芸風だったわけではありません。霜降り明星の漫才、ハナコのコント、EXITのキャラクター性、宮下草薙の独特な掛け合いなど、笑いの方向性はそれぞれ異なります。
つまり、第七世代は一つの芸風を共有する集団というより、若手の台頭を象徴するメディア上のカテゴリーだったのです。

【発祥・由来】お笑い第七世代はいつから?霜降り明星・せいやの発言を検証
お笑い第七世代の発祥を語るうえで欠かせない人物が、霜降り明星のせいやです。
発端となったのは、2018年12月22日に放送されたABCラジオ『霜降り明星のだましうち!』でした。
2018年12月22日、ラジオから生まれた言葉
当時のせいやは、同世代の若い人たちが一つのまとまりになれば、面白い企画ができるのではないかと考えていました。
そこで、団塊の世代などのように、20代を「第七世代」と呼んで集まるアイデアを口にします。
この発言については、2023年に学術誌『笑い学研究』に掲載された論文「2000年代のお笑い文化のパラダイムシフト」でも、2018年12月22日のラジオ発言を起点とする経緯が整理されています。
重要なのは、せいやが最初からお笑い界全体を第1世代から第7世代まで厳密に分類しようとしていたわけではないことです。
「お笑い第七世代」と言い出したわけではない?
この点は、せいや本人が後年に繰り返し説明しています。
2020年2月のスポーツニッポンの報道では、せいやが「お笑い第7世代とは一言も言っていないですよ」と説明したことが紹介されました。
せいやの意図は、お笑い芸人だけでなく、スポーツ選手やYouTuberなど、同年代の人たちが集まって共通の話題で盛り上がるような企画を考えることだったといいます。
また、「第七」という数字についても、世代を厳密に数えた結果ではなく、響きやイメージから思いついたものだったと説明しています。
2023年7月のニッポン放送NEWS ONLINEでも、せいやは改めて次のように語っています。
「僕は『お笑い』第七世代とは言ってないですけどね」
この発言は、現在も検索される「お笑い第七世代の定義」を理解するうえで重要です。
せいやが提案した言葉と、テレビ業界が広めた「お笑い第七世代」というカテゴリーは、厳密には同じものではありません。
2019年、テレビが第七世代を大きく取り上げる
2018年の発言が広がるきっかけとなったのが、霜降り明星の活躍でした。
霜降り明星は2018年のM-1グランプリで優勝。史上最年少の王者として注目を集め、若手芸人の新しい時代を象徴する存在になります。
2019年になると、宮下草薙、四千頭身、EXIT、かが屋などもメディアで第七世代として紹介されるようになりました。
同年12月18日に掲載されたCINRAの霜降り明星インタビューでも、2019年は第七世代と呼ばれる若手芸人が活躍した一年として振り返られています。
つまり、2018年が言葉の誕生、2019年がテレビ・メディアを通じた普及の年でした。
【芸人一覧・関係性】霜降り明星、ハナコ、EXITから3時のヒロインまで比較
第七世代の顔ぶれを理解するには、単に名前を並べるだけでなく、それぞれがどのような実績や個性で注目されたのかを確認する必要があります。
以下は、当時の報道や番組で代表例として扱われた芸人を整理したものです。公式メンバー表ではなく、メディア上の代表的な顔ぶれです。
| 芸人 | 主な特徴・実績 | 第七世代との関係 |
|---|---|---|
| 霜降り明星 | 2018年M-1グランプリ優勝 | せいやの発言が誕生のきっかけ |
| ハナコ | 2018年キングオブコント優勝 | コントを代表する存在 |
| EXIT | りんたろー。・兼近大樹のコンビ | 若年層にも浸透した人気コンビ |
| 四千頭身 | 後藤・都築・石橋によるトリオ | 独特な脱力系漫才で注目 |
| 宮下草薙 | 宮下兼史鷹・草薙航基 | 独自の掛け合いとキャラクター性 |
| かが屋 | 加賀翔・賀屋壮也のコンビ | 日常を切り取るコントで評価 |
| ぺこぱ | 松陰寺太勇・シュウペイ | 独自のツッコミと漫才スタイル |
| ゆりやんレトリィバァ | ピン芸人。THE W、R-1グランプリ優勝 | 女性芸人の活躍を象徴 |
| 3時のヒロイン | 福田麻貴・かなで・ゆめっち | 2019年THE W優勝で注目 |
霜降り明星:世代を象徴する中心的存在
霜降り明星は、第七世代という言葉を広めるきっかけを作ったコンビです。
2018年のM-1グランプリ優勝によって一躍注目され、粗品の鋭いツッコミと、せいやの身体表現を生かしたボケが評価されました。
その後は漫才だけでなく、バラエティー番組、ラジオ、YouTubeなど活動領域を広げています。
ハナコ:コントの実力で存在感を確立
ハナコは、2018年のキングオブコントで優勝した実力派トリオです。
秋山寛貴、岡部大、菊田竜大の3人によるコントは、人物設定や日常の違和感を巧みに笑いへ変える構成が特徴です。
第七世代という流行語だけに依存せず、賞レースで獲得した実績を基盤に活動を続けている点が特徴的です。
EXIT:テレビと幅広いメディアで活躍
EXITは、りんたろー。と兼近大樹によるコンビです。
独特の言葉遣いや明るいキャラクターを持ち、バラエティー番組を中心に知名度を広げました。
第七世代という呼称が使われなくなった後も、コンビ独自のキャラクターを生かした活動が続いています。
四千頭身・宮下草薙:ブームの中心から個別の活動へ
四千頭身は、後藤拓実、都築拓紀、石橋遼大によるトリオです。独特の間を生かした漫才で注目され、2019年前後にはテレビ出演が増加しました。
宮下草薙も、草薙航基の独特なキャラクターと宮下兼史鷹の掛け合いで人気を獲得しました。
両組は第七世代ブームを語る際に欠かせない存在ですが、当時のように世代全体の代表として扱われる機会は少なくなっています。
かが屋・ぺこぱ・ゆりやん・3時のヒロイン
かが屋は、加賀翔と賀屋壮也によるコント師です。細かな人物描写や日常の一場面を切り取る作風で支持を集めました。
ぺこぱは、松陰寺太勇の独特なツッコミとシュウペイのボケを組み合わせた漫才で人気を獲得しました。
ゆりやんレトリィバァは、ピン芸人として独自の表現力を発揮。THE WやR-1グランプリでの優勝歴を持ち、お笑い以外の表現活動にも進出しています。
3時のヒロインは、福田麻貴、かなで、ゆめっちによる女性トリオです。2019年のTHE W優勝によって注目を集め、第七世代を代表する女性芸人として名前が挙がりました。
このように、同じカテゴリーで紹介されていても、賞レースを主戦場にする芸人、テレビでキャラクターを発揮する芸人、コントや個人活動を深める芸人など、進んだ道は異なっています。

【2025年・2026年の本人発言】せいやと粗品が語った第七世代の現在地
第七世代の現状を知るうえで、特に注目したいのが、発端となった霜降り明星の2人が後年に語った内容です。
2025年1月:「みんな会えへんな。第七世代。ちりぢりになった」
2025年1月18日、日刊スポーツは、霜降り明星のオールナイトニッポンで第七世代について語られた内容を報道しました。
せいやが3時のヒロインのかなでや宮下草薙など、以前に第七世代として括られていた芸人と会う機会が減ったことに触れ、粗品も四千頭身やEXITの名前を挙げました。
その流れで、せいやは次のように振り返っています。
「みんな会えへんな。第7世代。ちりぢりになった」
この発言は、第七世代というまとまりが以前ほど機能していないことを象徴するものです。
ただし、芸人同士が会わなくなったことは、芸能活動そのものをやめたことを意味しません。各自が別々の番組や仕事に取り組み、活動の場所が分かれているという側面もあります。
2025年5月:第七世代の同窓会はある?
2025年5月31日付のスポーツニッポンは、同月30日深夜放送の霜降り明星のオールナイトニッポンで、再び第七世代について話題になったことを伝えました。
せいやが、以前は第七世代として括られていた芸人たちと会わなくなったことを話すと、粗品も「どこ行ったん?」と反応します。
せいやが「第7世代の同窓会ない?」と尋ねたのに対し、粗品は「ないないない」と即答しました。
一方で、せいやはEXITの兼近大樹についても触れ、以前より会う機会が減ったと説明しています。
このやり取りから見えてくるのは、メンバー間の関係が対立によって解消されたというよりも、それぞれの活動領域や仕事のスケジュールが分かれていったという実態です。
2026年3月:せいやがテレビの世代分けを振り返る
2026年3月20日付の日刊スポーツは、19日放送のテレビ朝日系『アメトーーク!』で、せいやが第七世代ブームについて語ったことを報じています。
この回は「色々あった同期芸人」という企画で、真空ジェシカ、オズワルド、蛙亭などが出演。せいやは見届け人として参加しました。
番組内では、空気階段の鈴木もぐらが、第七世代という言葉のおかげでテレビ出演の機会を得た経験を振り返っています。
一方、せいやは、テレビ側が第六世代や第七世代という区分にとらわれすぎていたことを指摘しました。
「何にもないのに勝手にブームになって…」
さらに、世代の線引きが曖昧になり、本来のイメージとは異なる先輩芸人まで第七世代として出演していた状況にも言及しました。
2018年に自分が発した言葉が、テレビ業界によって大きなカテゴリーへ成長し、やがてそのカテゴリー自体が独り歩きしていった。2026年の発言は、ブームの発案者自身がその変化を振り返ったものとして興味深い内容です。
【ブーム終焉の理由】お笑い第七世代がテレビから消えたと言われる背景
お笑い第七世代のブームは、2021年ごろから勢いを失っていきました。
ただし、ここで区別すべきなのは「第七世代という言葉が使われなくなったこと」と「所属する芸人がテレビからいなくなったこと」は別の現象だという点です。
理由1:世代という言葉の新鮮さが薄れた
第七世代という言葉が広がった当初は、若手芸人の新しい波を表現するキャッチーな言葉として機能していました。
ところが、同じ呼称が繰り返し使用されると、次第に新鮮さが失われます。
また、2019年に若手として注目された芸人たちも、時間の経過とともに中堅へと成長していきました。
年齢や芸歴が変化しても同じ世代名を使い続けることには、徐々に無理が生じます。
理由2:テレビ番組の企画と世代の実態が一致しなかった
第七世代ブームでは、世代名を番組タイトルや企画に使用するケースが相次ぎました。
代表例として、『第7キングダム』『お笑いG7サミット』『7G』などがあります。
若手芸人を一つのカテゴリーにまとめることで番組の企画意図を伝えやすくなる一方、実際には芸人同士の交流が十分にあったわけではありません。
2023年7月のニッポン放送NEWS ONLINEで紹介されたせいやの回想によると、第七世代の芸人を集めた番組では、出演者同士のエピソードがほとんどなく、初対面の芸人も多かったといいます。
番組側から言い合いや対立するエピソードを求められたものの、実際にはそうした関係性が存在しなかったという説明もありました。
つまり、テレビが期待する「一つの世代としてのまとまり」と、芸人本人たちの実際の関係性には隔たりがあったのです。
理由3:テレビ局の起用方針が変化した
第七世代ブームの終盤には、千鳥、かまいたち、チョコレートプラネットなど、少し上の世代の芸人がテレビ番組で存在感を強めました。
2021年10月の文春オンラインで、お笑い評論家のラリー遠田氏は、テレビ局が若い視聴者を意識するようになったことと第七世代の起用を関連づけて分析しています。
当時は、世帯視聴率だけでなく若年層を対象としたコア視聴率が重視される流れがありました。若い視聴者と年齢の近い芸人を起用することは、番組側にとっても合理的な選択だったのです。
しかし、その後は第六世代と呼ばれる芸人たちが冠番組やMCとして活躍するようになり、第七世代を一括して起用する必要性は薄れていきました。
理由4:賞レースや個人の実力による評価へ移行した
もう一つの理由は、世代名よりも芸人個人の実績や能力が重視されるようになったことです。
芸人にとって重要なのは、何世代に分類されるかではなく、漫才やコント、トーク、ロケ、MCなど、それぞれの分野で仕事を獲得できるかどうかです。
実際、賞レースで優勝した芸人もいれば、コントライブや個人活動に力を入れる芸人もいます。
第七世代という看板がなくても仕事が成立する芸人が増えたことは、ブームの終了と同時に、それぞれのキャリアが次の段階へ進んだことを意味します。
【2026年最新】お笑い第七世代の現在は?消えた芸人と活躍を続ける芸人
2026年10月現在、第七世代という呼称は全盛期ほど使われていません。しかし、当時名前が挙がっていた芸人たちが一律に消えたわけではありません。
2025年8月の日刊SPA!の記事では、霜降り明星とハナコを売れっ子として取り上げる一方、四千頭身や宮下草薙などについては、全盛期と比べてテレビ露出が減少した状況を分析しています。
ここでは、世代全体のブームと個人のキャリアを分けて考えることが重要です。
霜降り明星:世代の看板を離れて活動の幅を拡大
霜降り明星は、第七世代という言葉の発案者としてだけでなく、現在もテレビで活動するコンビです。
2026年10月末時点のフジテレビ系『新しいカギ』の番組情報でも、せいやと粗品はメイン出演者として掲載されています。
また、ラジオや個人活動など、それぞれの持ち味を生かした仕事も続いています。
第七世代の代表という肩書きがなくても、コンビとしての活動基盤を維持していることが特徴です。
ハナコ:テレビと俳優活動、コントを継続
ハナコも、2026年現在の活動を確認しやすい芸人の一組です。
所属事務所の公式プロフィールでは、『新しいカギ』『有吉の壁』『なりゆき街道旅』などのレギュラー出演情報が掲載されています。
また、岡部大のドラマ出演や秋山寛貴の映像作品への出演など、メンバー個人の活動も広がっています。
2026年の公式プロフィールにも映像作品への出演実績が記載されており、コントだけにとどまらないキャリアを築いています。
EXIT:第七世代という肩書きに頼らない活動
EXITは、りんたろー。と兼近大樹のキャラクターを生かした活動を続けてきたコンビです。
第七世代のブームが落ち着いた後も、テレビやイベントなどで個別の仕事を重ねています。
2025年の報道でも、霜降り明星と並んで第七世代を代表する存在として名前が挙がっていました。
現在の評価を世代名だけで判断するより、コンビとしてどのような仕事を継続しているかを見る必要があります。
ぺこぱ:漫才以外の仕事にも活動領域を広げる
ぺこぱは、松陰寺太勇とシュウペイによるコンビです。
2025年8月の日刊SPA!の記事では、ネタを披露する機会は以前より減った一方、レギュラー番組やイベントなどの仕事を続けている芸人として紹介されていました。
ブームの全盛期に比べてテレビで見かける頻度が変化しても、活動そのものが終了したわけではありません。
かが屋:ライブとコントを重視する活動スタイル
かが屋は、加賀翔と賀屋壮也によるコンビです。
日刊SPA!の2025年の記事では、テレビで大きくブレイクするという形とは異なり、本業であるコントを中心にファンを獲得している芸人として紹介されました。
テレビの露出だけでは測れない劇場やライブでの支持は、芸人の活動を評価するうえで重要な要素です。
ゆりやんレトリィバァ:お笑いから映像・海外へ
ゆりやんレトリィバァは、第七世代の中でも特に活動の幅を広げた存在です。
2024年配信のNetflixシリーズ『極悪女王』では、ダンプ松本役を演じ、芸人としての表現力を映像作品でも発揮しました。
2025年の日刊SPA!の記事では、アメリカを活動拠点として世界進出を目指す動きも取り上げられています。
テレビのバラエティー出演だけを基準にすると見えにくいものの、活動領域を広げている芸人の代表例です。
四千頭身・宮下草薙:テレビ露出の変化と個人の評価は別
四千頭身と宮下草薙は、第七世代ブームの初期に大きな注目を集めました。
一方、2025年の日刊SPA!の記事では、両組について全盛期よりテレビで見かける機会が減ったと分析されています。
四千頭身については、後藤拓実の仕事量をめぐる話題も取り上げられました。宮下草薙についても、草薙航基のキャラクターがブームをけん引した時期と比べ、テレビでの露出が落ち着いたという見方が示されています。
ただし、テレビ出演の減少を、そのまま芸人としての能力や将来性の低下と結びつけることはできません。
番組の出演枠、企画との相性、劇場での活動、個人の仕事など、芸人のキャリアには複数の評価軸があります。
【プロの結論】お笑い第七世代のブーム終焉から見える本当の変化
第七世代の歴史を振り返ると、2018年に生まれた一つの言葉が、2019年以降のテレビ業界に大きな影響を与えたことが分かります。
ただし、その言葉が示していたものは、最初から明確なメンバー構成を持つ芸人集団ではありませんでした。
せいやが考えたのは同世代の人々が集まる面白さであり、テレビが展開したのは若手芸人を一つのカテゴリーとして扱う番組企画でした。この二つの意味が重なったことで、第七世代という呼称は急速に広がりました。
その後、テレビの企画としての新鮮さが薄れ、出演者同士の関係性や個々の活動が多様化すると、世代名でまとめる意味も小さくなっていきました。
ここから得られる重要な視点は、テレビ露出の変化と芸人のキャリアの成否を同じ基準で判断しないことです。
テレビで頻繁に見かける芸人が成功しているように見える一方、劇場やライブ、映像作品、個人活動を中心に活躍する芸人もいます。
第七世代の現在を理解するには、次の3点を区別すると分かりやすくなります。
- 世代名のブーム:2021年ごろからテレビでの使用頻度が低下した。
- テレビ出演の変化:一部の芸人は露出が減り、別の芸人はレギュラー番組やMCなどの仕事を継続している。
- 個人のキャリア:コント、漫才、ライブ、映像、海外活動など、それぞれ異なる方向へ進んでいる。
2026年現在、お笑い第七世代は新しい若手を一括して呼ぶ現役の流行語というより、2019年前後のテレビ・お笑い界の変化を象徴する歴史的な呼称になっています。
そして、ブームが終わったことと、その時代を代表した芸人たちの価値が失われたことは、決して同じではありません。
お笑い第七世代に関するよくある質問(FAQ)
Q1:お笑い第七世代を最初に言い出したのは誰ですか?
A1:霜降り明星のせいやです。2018年12月22日放送のABCラジオ『霜降り明星のだましうち!』で「第七世代」という言葉を提案したことが発祥とされています。
Q2:お笑い第七世代はいつから始まりましたか?
A2:言葉が生まれたのは2018年12月です。2019年にテレビやメディアで広く使用され、2020年にかけてブームが拡大しました。
Q3:お笑い第七世代の代表芸人は誰ですか?
A3:霜降り明星、ハナコ、EXIT、四千頭身、宮下草薙、かが屋、ぺこぱ、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロインなどが代表例です。正式なメンバー名簿はありません。
Q4:お笑い第七世代はなぜ消えたと言われるのですか?
A4:2021年ごろから世代名を冠したテレビ企画が減り、個々の芸人が別々の活動を展開するようになったためです。芸人全員がテレビや芸能活動から姿を消したわけではありません。
Q5:2025年にせいやは第七世代について何と発言しましたか?
A5:2025年5月のラジオで、以前に第七世代として括られていたメンバーと会う機会が減ったことを語りました。せいやは「マジで会わんようになったな」という趣旨の発言をし、粗品も同意する場面がありました。
Q6:2026年現在も第七世代の芸人は活躍していますか?
A6:はい。霜降り明星やハナコは2026年も『新しいカギ』のメインキャストとして活動しています。EXIT、ぺこぱ、かが屋、ゆりやんレトリィバァなども、それぞれの活動領域でキャリアを展開しています。
Q7:お笑い第七世代には明確な年齢や芸歴の条件がありますか?
A7:ありません。平成生まれや20代を中心とする若手芸人というイメージはありますが、公式な年齢制限や芸歴の基準は定められていません。
まとめ:お笑い第七世代は終わったのか?2026年の結論
お笑い第七世代は、2018年12月の霜降り明星・せいやの発言から始まり、2019年に大きなブームとなった若手芸人の呼称です。
霜降り明星、ハナコ、EXIT、四千頭身、宮下草薙、かが屋、ぺこぱ、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロインなど、さまざまな芸人がこのカテゴリーで注目されました。
しかし、2021年ごろから世代名そのものの露出は減少。2025年にはせいやと粗品が、かつてのメンバーと会う機会が減ったことを語り、2026年にはせいやがテレビの過剰な世代分けを振り返っています。
現在の状況を正確に表現するなら、終わったのは第七世代というテレビ上のブームであり、芸人一人ひとりの活動ではありません。
2026年以降も、それぞれの芸人が漫才、コント、バラエティー、映像作品、ライブなどの分野でどのような実績を重ねていくのか。第七世代という言葉の流行が過ぎた今だからこそ、世代の看板ではなく、個々の芸人が持つ実力や表現力に注目することが大切です。
主な参照資料
- 『笑い学研究』2023年掲載論文「2000年代のお笑い文化のパラダイムシフト」
- CINRA「M-1王者・霜降り明星がアップデートする、『第七世代』の定義」(2019年)
- ニッポン放送 NEWS ONLINE(2023年7月、せいや本人の回想)
- スポーツニッポン(2025年5月31日)
- 日刊スポーツ(2025年1月18日、2026年3月20日)
- 文春オンライン・ラリー遠田氏の分析(2021年10月)
- 日刊SPA!「『お笑い第七世代』で分かれた明暗」(2025年8月)
- ハナコ公式プロフィール、フジテレビ系『新しいカギ』番組情報(2026年)
(出典: お笑い 第 七 世代(Yahoo!ニュース))