雷様ドリフは誰が演じた?誕生秘話と歴代メンバー、2026年最新の顔ぶれを徹底解説
ザ・ドリフターズの名物コント「雷様(かみなりさま)」といえば、雲の上に座り、世間話や愚痴を交わしながら、独特のゆったりした笑いを生み出す人気シリーズだ。緑の衣装でウクレレを弾く高木ブー、黒い衣装のいかりや長介、赤い衣装の仲本工事という3人の姿を覚えている人も多いだろう。
実は、このコントが生まれたのは1977年に始まった『ドリフ大爆笑』の放送開始時ではなく、1985年に『8時だョ!全員集合』が終了した後のことだった。2026年には『ドリフに大挑戦』で狩野英孝が新メンバーとして加わり、HIKAKINもゲスト出演。高城れに、永尾柚乃、肥後克広らを交え、世代を超えた新しい雷様の姿が披露されている。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- オリジナルメンバー:高木ブー(緑)、いかりや長介(黒)、仲本工事(赤)の3人。
- 誕生した番組:フジテレビ系『ドリフ大爆笑』。高木本人によると、1985年の『8時だョ!全員集合』終了後に始まった。
- 2026年最新情報:狩野英孝が「雷EIKO」として仲間入り。8月11日放送回ではHIKAKINも特別参加した。
【まず結論】雷様を演じたのは誰?高木ブー・いかりや長介・仲本工事の配役
雷様コントの原点を作ったのは、ザ・ドリフターズの高木ブー、いかりや長介、仲本工事の3人だ。それぞれ異なる色の衣装をまとい、雲の上で掛け合いを繰り広げた。
緑の雷様・高木ブー
雷様と聞いて最初に思い浮かぶ人物といえば、高木ブーだろう。
高木が担当したのは緑色の衣装を着た雷様。ふくよかな体格と穏やかな表情、独特のマイペースな話し方がキャラクターの魅力になっていた。
特に印象的なのが、コント中にウクレレを演奏する姿だ。高木は単にコメディアンとして活動してきた人物ではない。ドリフ加入以前からプロのミュージシャンとして活動し、ハワイアン音楽にも深く関わっていた。
2020年のぴあ音楽のインタビューでも、高木は雷様コントでウクレレを持ち出した経緯を説明している。楽器を再びコントに取り入れたのは、いかりやの提案だったという。
のんびりした話し方と確かな演奏技術。この意外な組み合わせが、緑の雷様を高木ブーの代名詞に押し上げた。
黒い雷様・いかりや長介
黒い衣装を担当したのが、ドリフのリーダー・いかりや長介だ。
雷様コントでは、3人のやり取りをまとめる存在であり、時には高木や仲本の発言にツッコミを入れる役割も担った。
普段の『8時だョ!全員集合』や『ドリフ大爆笑』では厳格なリーダー、あるいは理不尽な状況に巻き込まれる人物として印象を残していたいかりや。しかし、雷様では黒い衣装をまとい、ほかの2人と同じ雲の上の住人になる。
この立場の変化も面白さの一つだった。リーダーでありながら、仲間から遠慮なく文句を言われる。その関係性が、台本だけでは生み出せない自然な笑いにつながっていた。
赤い雷様・仲本工事
赤い衣装を着ていたのが仲本工事だ。
仲本は運動神経のよさで知られ、『8時だョ!全員集合』では体操コントなどでも活躍した人物。雷様では、いかりやと高木の間に入り、軽妙な掛け合いを生み出した。
ギターを持って登場することもあり、ドリフターズがもともと音楽バンドとして活動していたことを思い出させる存在でもあった。
この3人がそろったときに生まれる、緑・黒・赤の視覚的な組み合わせも雷様コントの象徴となっている。

【誕生秘話】雷様コントは1977年ではなく『ドリフ大爆笑』の後期に誕生
雷様の歴史を理解するうえで、まず区別したいのが『ドリフ大爆笑』の開始年と、雷様コントそのものの誕生時期だ。
1977年に始まった『ドリフ大爆笑』
フジテレビ系の『ドリフ大爆笑』は、1977年2月に放送を開始したザ・ドリフターズの代表的なコント番組である。
いかりや長介、加藤茶、高木ブー、仲本工事、志村けんらが出演し、毎回さまざまなゲストを迎えて多彩なコントを披露した。
「もしもこんな○○があったら」という設定を使ったコントや、「バカ兄弟」など、現在も映像で親しまれている名作が数多く生まれた番組だ。
雷様も、この『ドリフ大爆笑』から生まれた人気キャラクターの一つである。
発案者はいかりや長介だった
雷様コントが生まれた背景については、高木ブー本人が複数のインタビューで振り返っている。
介護ポストセブンの2020年3月のインタビューによると、雷様は『8時だョ!全員集合』が1985年に終了した後に始まったという。
当時、加藤茶と志村けんは『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』など別の番組で活動するようになり、いかりや、仲本、高木の3人が別々に収録する機会が生まれた。
そこで、3人で何をするかという発想から生まれたのが、雲の上で世間話をする雷様のスタイルだった。
さらに、ぴあ音楽のインタビューで高木は、加藤と志村がコンビで番組を始めたことも影響したと説明している。いかりやが、こちらも3人で何かをやろうと考えたことが企画のきっかけになったという。
つまり、雷様は単に人気キャラクターを追加するための企画ではなかった。ドリフターズの活動形態が変化するなかで、残った3人の個性を生かすために生まれたコントだったのである。
台本があるのに自然な会話に見えた理由
雷様の魅力は、3人が本当に雲の上で雑談しているように見えることだ。
高木によれば、コントには台本があったものの、実際にあった出来事をもとにしたやり取りも多かったという。
高木がいかりやに給料の不満をぶつけたり、仲本が会話に加わったりする展開は、演じている人物の関係性がそのまま笑いに変わる仕組みだった。
高木自身も、雷様の衣装を着ることで、普段は言いにくいことを口にできたと振り返っている。
このように、雷様は設定と演者本人の個性が強く結び付いたコントだった。高木の穏やかな雰囲気、いかりやのリーダーシップ、仲本の軽妙さが、それぞれの役割を自然に成立させていた。
【徹底比較】『ドリフ大爆笑』と『8時だョ!全員集合』は何が違う?
雷様コントが『8時だョ!全員集合』の名物だと思っている人は少なくない。しかし、実際にはフジテレビの『ドリフ大爆笑』で生まれたコントだ。
2番組は同じドリフターズが出演していたものの、制作方式や笑いの見せ方には大きな違いがあった。
『8時だョ!全員集合』は公開生放送
『8時だョ!全員集合』は1969年10月に放送を開始したTBS系の番組で、約16年間にわたって毎週土曜日の夜に放送された。
大きな特徴は、観客を前にした公開生放送だったこと。舞台装置を使った大掛かりなコントや、舞台転換、音楽演奏などを一発勝負で届けていた。
生放送だからこそ、予想外の出来事やハプニングも番組の魅力になった。
『ドリフ大爆笑』はスタジオ収録
一方、『ドリフ大爆笑』はセットを組んだスタジオで収録する形式だった。
高木本人もインタビューで、両番組の違いについて説明している。『全員集合』は生放送だったため撮り直しができなかったが、『ドリフ大爆笑』は録画なので、失敗すれば撮り直しができたという。
この制作環境の違いは、コントの作り方にも影響した。大掛かりな舞台装置や激しい動きだけでなく、会話のテンポや出演者の個性を生かした比較的ゆったりしたコントも展開できた。
雷様は、そうした『ドリフ大爆笑』の制作スタイルと、3人の持ち味が組み合わさった代表例だ。

【歴代メンバー相関表】雷様の色・役割・2026年までの変遷
雷様コントの出演者を整理すると、オリジナルのドリフ3人と、後年の復活企画で参加する新しい出演者に分けられる。
特に注意したいのは、オリジナルの3人と、現在の番組で同じ役柄を引き継ぐ出演者は別だという点だ。
| 人物 | 衣装・役割 | 出演時期・位置づけ | 特徴・関係性 |
|---|---|---|---|
| 高木ブー | 緑の雷様 | オリジナル・2026年も出演 | ウクレレと独特のマイペースな掛け合いで中心的存在 |
| いかりや長介 | 黒い雷様 | オリジナル | リーダー。企画の発案者として知られる |
| 仲本工事 | 赤い雷様 | オリジナル | ギターなどの音楽要素や軽妙な掛け合いを担当 |
| 肥後克広 | 黒い雷様 | 後年の復活企画・2026年 | いかりや長介を思わせる黒い雷様役 |
| 高城れに | 雷様の出演者 | 復活企画・2026年 | ももいろクローバーZのメンバー |
| 永尾柚乃 | 雷様の出演者 | 復活企画・2026年 | 子役として参加し、世代を超えた掛け合いに加わる |
| 狩野英孝 | 雷EIKO | 2026年に新メンバーとして参加 | ギター演奏や独特の歌唱で新しい個性を加える |
| HIKAKIN | 特別ゲスト | 2026年8月放送回 | ヒューマンビートボックスで参加。レギュラー加入とは異なる |
この表から分かるように、オリジナルの雷様は高木・いかりや・仲本の3人であり、肥後は後年の企画で黒い雷様役を務めている。
2023年1月の『ドリフに大挑戦』でも、肥後が黒い衣装で登場したことが日刊スポーツで報じられた。2026年2月のスポーツニッポンの記事でも、高木と肥後の2ショットが紹介され、肥後が黒い雷様役を務めていることが伝えられている。
したがって、肥後は単なるゲスト芸人ではなく、いかりやの役割を現代の企画で受け継ぐ重要な存在になっている。
【2026年最新】『ドリフに大挑戦』で雷様はどう進化した?HIKAKINも参戦
2026年の雷様コントは、往年のドリフの笑いを再現するだけでなく、新しい出演者が参加することで、現代のバラエティーとしても展開している。
2026年1月8日:狩野英孝が雷様入りを希望
2026年1月8日、フジテレビ系で『ドリフに大挑戦 馬力全開!小学校にも出張しちゃいましたSP』が放送された。
この回では、高木ブー、肥後克広、高城れに、永尾柚乃が雷様として登場。そこへギターを持った狩野英孝が現れ、雷様のメンバーになりたいと申し出る展開が用意された。
狩野はドリフへの強い思いを持つ出演者として参加し、雷様の世界観に新しい音楽的な要素を加えた。
フジテレビの番組紹介では、狩野の加入をめぐる展開が大きな見どころとして紹介されていた。
2026年8月11日:狩野英孝が「雷EIKO」として仲間入り
続く2026年8月11日放送の『ドリフに大挑戦スペシャル』では、狩野英孝が「雷EIKO」として仲間入りした設定で登場した。
フジテレビの公式番組発表によると、狩野は前回の雷様オーディションを経て加わったメンバーとして紹介されている。
高木ブー、肥後克広、高城れに、永尾柚乃、狩野英孝という顔ぶれが、雲の上でにぎやかな掛け合いを披露した。
HIKAKINがサプライズ参加!狩野との音楽セッションも実現
2026年8月放送回でもう一つ大きな話題になったのが、HIKAKINの出演だ。
フジテレビの公式発表によると、HIKAKINは狩野英孝のマイベストフレンドとして雷様にサプライズ登場。「ブンブンハロー雷様!」という挨拶で雲の上に現れた。
コントでは、HIKAKINがプロデュースする商品をめぐって雷様たちがツッコミを入れる展開もあった。
さらに注目されたのが音楽の場面だ。狩野がギターを演奏し、HIKAKINがヒューマンビートボックスで参加。『ドリフ大爆笑のテーマ』をセッションするという、従来の雷様にはなかった組み合わせが実現した。
HIKAKIN自身も、フジテレビの公式コメントで、ドリフの現場に参加できたことへの驚きや感動を語っている。
ただし、HIKAKINは2026年8月の特別出演者であり、狩野のように新メンバーとして紹介されたわけではない。この違いは押さえておきたい。
2026年の出演者を整理
2026年8月11日放送回の雷様コントについて、フジテレビが発表した出演者を整理すると次のようになる。
- 高木ブー:オリジナルから続く雷様の中心人物。
- 肥後克広:黒い雷様役として参加。
- 高城れに:ももいろクローバーZとして参加。
- 永尾柚乃:若い世代を代表する出演者。
- 狩野英孝:雷EIKOとして新メンバーに加わる。
- HIKAKIN:サプライズゲストとして特別参加。
また、同日の番組はスタジオを飛び出し、千葉県流山市立鰭ヶ崎小学校で小学生約700人を前にコントを披露する企画も実施した。
往年の視聴者だけでなく、ドリフをリアルタイムで知らない子どもたちにも笑いを届けようとする試みだった。
【人気の理由を分析】雷様コントが何十年も愛される3つの秘密
雷様コントは、激しい動きや大掛かりな舞台装置に頼らない。それでも長く記憶されるのは、ドリフならではの演者の個性と、時代が変わっても通用する会話の面白さがあるからだ。
1. 高木ブーの存在感がコントのテンポを決める
雷様の中心にあるのは、高木ブーのゆったりした雰囲気だ。
早口で畳みかけたり、大きなリアクションを取ったりするのではなく、自然体で話す。そのテンポが、ほかの出演者のツッコミや脱線を引き立てる。
さらに、ウクレレという楽器の存在が、コントに音楽的なアクセントを与えている。高木の音楽家としての経歴が、芸風とキャラクターの両方に生かされているのだ。
2. 雲の上という設定が自由な雑談を可能にした
雷様の舞台は雲の上。日常生活から切り離された空間だからこそ、世間話や不満、ちょっとした自慢話などを自由に展開できる。
また、雷様という設定には、登場人物が多少わがままなことを言っても許される雰囲気がある。
高木がいかりやに文句を言う展開も、普通の職場を舞台にしたコントとは違い、雷様というキャラクターを通すことで自然な笑いに変わっていた。
3. 楽器演奏がドリフの原点を思い出させる
忘れてはならないのが、ザ・ドリフターズはもともと音楽バンドとして活動していたという点だ。
高木によれば、雷様でギターやウクレレを取り入れたのも、いかりやの提案だった。ドリフが音楽をやっていたことを、もう一度コントのなかで生かそうという発想である。
2026年の狩野のギターとHIKAKINのビートボックスによるセッションは、この音楽的な原点を現代の出演者によって再現したものと見ることができる。
よくある3つの誤解を整理
誤解1:雷様は『8時だョ!全員集合』のコントだった?
違う。雷様はフジテレビ系『ドリフ大爆笑』で生まれた。『全員集合』はTBS系の別番組であり、両者を混同しないことが大切だ。
誤解2:雷様コントは1977年から存在した?
1977年は『ドリフ大爆笑』の放送開始年。雷様そのものは後年に生まれた企画であり、高木本人は1985年の『全員集合』終了後に始まったと振り返っている。
誤解3:HIKAKINは正式な雷様メンバーになった?
2026年8月の出演はサプライズゲストとしての参加だ。新メンバーとして紹介された狩野英孝とは位置づけが異なる。
雷様の歴史を調べるときの判断基準
過去の映像や記事を見比べる場合は、次の3点を確認すると情報を整理しやすい。
- 番組名:『ドリフ大爆笑』なのか『8時だョ!全員集合』なのか。
- 時代:オリジナルの3人によるコントなのか、後年の復活企画なのか。
- 出演区分:正式な新メンバーなのか、その回だけのゲスト出演なのか。
この区別を意識すれば、昔の雷様と2026年の新しい雷様を混同せず、それぞれの魅力を楽しめる。
【よくある質問】雷様ドリフに関するFAQ
Q1:雷様コントが始まったのは何年ですか?
A1:高木ブー本人は、1985年に『8時だョ!全員集合』が終了した後に始まったと説明している。『ドリフ大爆笑』自体は1977年2月に放送を開始しており、番組の開始年とコントの誕生時期は異なる。
Q2:高木ブー、いかりや長介、仲本工事の色は何色ですか?
A2:高木ブーが緑、いかりや長介が黒、仲本工事が赤。3人の衣装の色は雷様コントを象徴する特徴になっている。
Q3:雷様コントの発案者は誰ですか?
A3:高木ブーのインタビューによると、企画を考えたのはいかりや長介。加藤茶と志村けんが別番組で活動するようになったことなどを背景に、いかりや・仲本・高木の3人で新しいコントを作ることになった。
Q4:2026年の雷様コントに出演した新メンバーは誰ですか?
A4:狩野英孝が「雷EIKO」として仲間入りした。2026年8月11日放送回では、肥後克広、高城れに、永尾柚乃らと共演した。
Q5:HIKAKINも雷様の正式メンバーですか?
A5:正式メンバーとしての発表ではなく、2026年8月11日放送回への特別ゲスト出演。狩野英孝のギターに合わせてヒューマンビートボックスを披露した。
Q6:肥後克広は誰の役を引き継いでいますか?
A6:黒い雷様を担当しており、オリジナルメンバーのいかりや長介を思わせる役割を担っている。
まとめ:雷様ドリフの笑いは2026年も次世代へ受け継がれている
ドリフの雷様コントは、高木ブー、いかりや長介、仲本工事という3人の個性が重なって生まれた名作だ。
緑の高木、黒のいかりや、赤の仲本という配役は、今も多くの視聴者の記憶に残っている。
誕生の背景には、1985年の『8時だョ!全員集合』終了後、メンバーの活動形態が変わるなかで、いかりやが3人の個性を生かす新しい企画を考えたという経緯があった。1977年開始の『ドリフ大爆笑』と、1980年代半ば以降に成立した雷様コントは、分けて理解する必要がある。
そして2026年には、肥後克広、高城れに、永尾柚乃に加え、狩野英孝が「雷EIKO」として参加。HIKAKINもゲスト出演し、ギターとヒューマンビートボックスによる新しい音楽セッションが実現した。
雷様コントの本当の魅力は、衣装や決めぜりふだけではない。出演者同士の関係性、音楽の楽しさ、そして肩の力を抜いて笑える会話のテンポにある。
時代が変わり、出演者が変わっても、その根本にある笑いは変わらない。高木ブーが作り上げてきた雷様の世界が、これからどのような世代との共演によって広がっていくのか。往年のファンにとっても、新しくドリフを知る世代にとっても、今後の展開が楽しみな名物コントである。
主な確認資料: 高木ブー本人のインタビュー、フジテレビ公式番組発表、スポーツニッポン・日刊スポーツの報道。
(出典: 雷 様 ドリフ(Yahoo!ニュース))